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Posted by チェスト at

2016年12月30日

2016年の振り返り。+年始の営業案内

【営業情報】
本年の営業は終了しました。

2017年の店始めは…
1/3(火) 12:00〜18:00 です
★当日14〜16時、つばめ文庫de読書会・特別篇「あなたの好きな女性作家」プレゼン大会 を行います! 参加者同士、好きな女性作家の作品を持参して紹介し合います。ぜひ! (予約不要)

2016年を振り返ります。
…と好きになった、あるいはハマったもの・ことなどを列挙し、一度書いてみましたが、なんか恥ずかしくなってやめました。
とりあえず、ガンダムと角田光代さんは印象深いですね。たぶん、この二つがいちばんハマったものかな。
趣味のランニングは、今年は脚や頭痛などに悩まされ、年一回唯一出続けている大会「ランニング桜島」に出られなかったことが悔しかったですし、あとふだんの練習量も大幅に落ち込んでしまったことが残念でした。でも、マリンポート!ここが完成し、よく走りに行ったことは素敵な思い出です。外国船も多数寄港し、景色も素晴らしい場所です。(鹿児島市大好きスポットのひとつです。…以前も言ってくどいって??)
他方、今年入部したバドミントンの社会人サークルはとてもよかったです。一週間に一度の割合で、シャトルを持ってバシバシ運動できました。来年は技術の向上を狙いたいです。
あと、ランと同じくやはりしたくてできなかったのが、史跡巡りですね。もっとあちこち行きたかった。しかし、玉龍山福昌寺をじっくり、二回も巡れたのはよかったです、とても。母校裏にこんな素晴らしい史跡(=“天然の博物館”と私は呼んでいます)があるなんて、たまりません。
仙巌園および集成館。ここもね、何回行ってもいい。また新しく年間パスポートを作らねばなりません。
そして、肝心な仕事のこと。
売上げやその他の面においても向上が見られました。それは純粋に喜んでいいのでしょう。がしかし、問題は山積です。というかいつだって問題は当然ありますけどもね。=来年の課題でもありますが、やはりまずは「市場の開設」でしょう。リゼットさんとも先月話しました。具体的に詰めます。これが最大の課題です。もういままで散々悩んできた危惧案件。これを考えている時間はないのではないかなと。待ったなし、です。
それから、営業形態。いまのカタチは当面はしのいでいますが、来年はちょっと大きな変化がありそうです。うちの店だけでなく、周囲の出来事にも影響を受けそうなのです。常に考えながら(これでもですよ)動いているつもりですが、いよいよ大きな変化の波がきそうです。
話は戻って、仕事以外の今年のこと。
人とのつながり、これも今年はまたいろいろあって、とても充実感を得られています。お客さん、同業の皆さん、その他大勢の方との出会いや活動がありました。お世話になりました。しかし、他方寂しいこともあるわけで、来年、家の事情や仕事などで鹿児島の地を離れることが決まった懇意の方もおられます。寂しくなります。そんなとき、出合った、同業者の言葉がありまして、素直に感動しました。以下に紹介いたします。

「どんな集まりにも終わりが来る
どんな仲間とも決別の日が来る
どんな大事な人とも別れの刻が来る

いつ来るかわからないその日まで、精一杯関わりあうぞ!!」

最近のことばです。年の瀬にいい言葉に出会えました。熊本の某先輩に感謝です。
好きな人・大事な人とできる限り、精一杯関わり続けたいですね。

…ということで、このあたりで振り返りを終わります。
また、2017年もいろいろあるでしょうが、ただ焦らず、ひとつひとつ前に歩むのみです。
みなさんにおかれましても、よき一年でありますように。

追記・わたしの来年一発目の大仕事。もちろん、角田光代さんのトークライブの実行および成功です!
1/22を目指して、途中いろいろサブイベントを行いながら進みます!
ご参加のみなさま、お楽しみに!!  

Posted by つばめ at 09:07Comments(0)

2016年12月29日

ネットの影響。。。

車で外を走っていると、というか外出自体、気持ちいいですよねぇ。
店にこもって(開店時間以外は倉庫兼事務所だが)ひとり黙々と仕事していると、全然集中でき…なくはないが、注文がパタリと途絶えてしまって、作業に変化を出せづらく、ただ淡々とパソコンに本のデータを打ち続けては、虚しさとの戦いだなぁ…と。
ここ何日か、一日に何度かブログを書くのも文字通り、作業に煮詰まっているからである。しかし本当に同じ作業を続ける集中力がない。
これはもしかすると、昨夜から読み始めた『ネットのバカ』という翻訳本に書いてあったことが的中しているのかもしれない…??

ネットは間断なく情報を押してつけてくるし、かといってこれによる恩恵は果てしなく、なかなか断ち切れるものではない。そういう意味では人を支配しいている。でも意識的に使わないようにする、必要なときだけ使う…などの努力を行い、、要は“使い方”次第でコントロールすべきものしょ。 …というのが通説だが、この本ではそうは言わない! 内容や使い方云々でなく、ネットのシステム自体がもう頭をバカにさせる源だというのである。つまり、無意識のうちにネットに操られた脳になっており、生活のさまざまな場面での思考パターンに影響を与えているというものだ。わかりやすい例だと、集中力の欠如あるいは集中の持続力の低下。(つまりきょうの私とか?) それから、文章を読む力の低減も。要は長い文章を読めなくなった、本をしっかり理解しながら読む力が衰えた…そういったところである。
詳しくはいまからまた掘り下げて読むが、いやはや恐ろしい。。。。俺、仕事できんのか。。。。  

Posted by つばめ at 15:15Comments(2)

2016年12月29日

本日17:00~22:00 営業します!(年内最後) +レイア姫よ、、永遠に…!

本日は年内最後の開店日です。つばめ納めに、ぜひお越しくださいませ。 (17:00~22:00の夜間営業です)

【本日の気になる一冊!】→このコーナーでは毎回一冊、気になる商品を紹介いたします

ヤジロウって知ってますか? 歴史好きのお客さんのブログで私は知りました。ザビエルを日本にいざなった人物なんですよ。謎の多い人物ですが、その名前にも惹かれるんですよね。なんか、ドラゴンボールっぽくないですか?
そしてその記念碑が伊集院の町外れにあるんですね。ちなみに、別のスポットにもあるとか。
うーん、気になります。

数日前に痛めていた左脚のもも裏。肉離れかな、と心配していましたが、これが原因では?と思うことをやめたら案の定、治りました。
PC前に座る場所のことです。PCに対し、かなり低めに腰掛けて作業していたのです。ももが持ち上がって窮屈だな、違和感あるなとは感じておりました。それをやめて以前の位置に戻したらスッキリしたのです。危なかった…。

スターウォーズのレイア姫が亡くなりました。まだ60歳と若かったのに残念です。今年、せっかくスターウォーズが好きになったのに。
それにそのニュースを知る直前に、お客さんとスターウォーズ(とガンダム)の話を熱心にしていたので余計、寂しい気持ちになりました。
しかしスターウォーズ、まだ新作が続くのでしょうに、一体どうなってしまうのでしょうか。気になります。
しかしあれですね、いままでいろいろな人が、思い入れのある俳優や女優、歌手などが亡くなった際に、「寂しいな…」とおっしゃっていましたが、いまでこそよくわかるのです。自分が好きだった、あるいは入れ込んでいた作品に出ていた人が死ぬことに対する寂しさが。
自分が好きなアーティストや作家はまだ生きていますけど、やはり死んだと仮定すると…非常に!悲しいです。。  

Posted by つばめ at 13:02Comments(2)

2016年12月28日

「あれらはどこに行ったのか? 」誰しもどこか思い当たる物語。

角田さんの『なくしたものたちの国』を読んだ。
とても悲しく切なく、そしてときに怖くもあり。でも最後はホッとするような。それでも底に流れ続ける感じ続けている寂しさは最後まで拭えない-。そんな読後感だった。

誰にでもあるのでなかろうか、お気に入りだったのに気がつかないうちになくしているモノ(あるいはコト・思い出)が。それらは一体どこに行っているのか? 考えてもみなかったが確かにそうである。自分を振り返ってもあるある。たくさん作ったプラモデル。買い続けたファミコンソフト。あれらはどこへ行ったのか? もちろん、捨てていたり、誰かにあげていたりはするだろう。しかしそれだけではなく、どこかへいつのまにかなくなってしまったものだってきっとある。あれがなくなった、なんて気づけばまだいいほうで、なかにはなくしたことさえ忘れてしまっているモノ(コト・思い出)も少なからずありそうである。(小説の中では思い出・キオクもいろいろ描かれている)

でも悲しくなる必要なんかない、それらはきっとまたどこかで巡り会えるのだから-。生まれてから死ぬそれまでの間、あるいはそれ以後でも-。それがカタチを変えてでも…。そう訴えてくる物語だった。同時にそれは“死生観”についても否応なく考えさせられることになるのだが。

まったく角田さんの書く小説の幅の広さ、そして多様な世界観には毎度のことながら圧倒させられっぱなしである。
これもおすすめの一冊となった。角田さんの読書会ではテーマに取り上げないが、ぜひ読んでいただきたい。
あなたも大切なキオクやモノがこれからどこかで浮かび上がってくるかもしれない。それがいつかはわからないが。  

Posted by つばめ at 15:05Comments(0)

2016年12月28日

本日開店日です。+独り言(どうでもいい)

12/28(水) 本日は開店日です11:00~18:00
年内はあすの夜間営業(17~22時)をもって最終開店日といたします。“つばめ納め”、お待ちしております~。

実はここから先、本日三回目のブログ書きである。
二回消えてしまったのだ。悔しさも慣れたとはいえやはりいちいち悔しい。いちばん残念なのは同じことを二度と書けないということ。
同じテーマで書いてもニュアンスはどうしても変わってしまうし、書いているときに自然と文に現れたテンションの高まりは再現できない。
ということで、書きかけの記事はまた思い出したら書きます。

年末を迎えているが、今年は秋に入っても寒い日がほとんどない感じで(あったとしてもほとんど覚えていない程度)、ついに最後の数日までを迎えてしまった。なんかいろいろノラないんですよねぇ、やはり冬は寒いほうがいいんじゃないのかい?
なんて今回は特に内容もない記事を書きました。またなんか改めて書きます…。  

Posted by つばめ at 10:58Comments(0)

2016年12月26日

読んでいないと思ってたけど…

先日知り合い数人で、「今年読んで一番よかった本」をテーマにビブリオバトルを行ったが、
正直、あまり思いつかず(…というのもあまり今年は本を読んでいない気がしたからであるが…。 ※角田さんの本は極端に読んでいるがそれはみなさん読んだことがある本として重複していたので対象にしなかった)、結局ガンダムの名言集をチョイスして持参した。
しかし、ここ数日で本棚の整理をして気づく。面白い本を読み終えていたではないか。カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』だ。
ふだんあまり読まない翻訳物であるが、カズオイシグロは2冊目である。2冊とも友人や知人のすすめによるものだ。(ちなみに二人共女性である。女性に人気なのかな)
なかなか衝撃的な物語であり、思い返せばやたらに頭に残像としてこびりついている。
生きる、ってなんでしょうね。考えますね、やっぱり。  

Posted by つばめ at 17:11Comments(0)

2016年12月26日

角田光代『Presents』、ほかの作品とも絡めて思うこと。+年内残りの開店情報

★次の開店日(年内最後)は…
12/28(水) 11:00~18:00
12/29(木) 17:00~22:00
(夜営業)
です。

角田光代の『Presents』の読書会が昨日開かれた。
読みやすく、読後感も気持ちのいい一冊ということで、だいたい一致していた。
そのなかで、「毒があまりないから、角田さん“らしさ”がない」という意見もあった。もっと長編全般、あるいは短編でも『ドラママチ』のような、人間のもつ毒の部分を鋭く切り込んでくるような、そんな小説をやはり読みたい、角田さんの場合は。という話に。
それはわかる気がする。でも、こういう読みやすい、心地よい感覚になる作品もあるからこそ、角田小説が好きになる人もいるわけで、これはこれで大事な作品のひとつと思う。「この方は職人だ」という意見も出てきて、なるほど、確かに狙った感じの内容をきれいに描くことのできる作家さんだと。私もいままでもそう感じていたが改めてそんな意見が出て、同じ受け止め方もあるのだなぁ、と。


他方、角田作品の別の特徴として、「母と娘」がテーマになることが多い、ということ。
確かにそれを考えさせられる作品がよくあり、男の私としてはなるほどなぁ、とか、そんな感じなのかな、と想像するわけだけれども、逆に、「父と息子」の関係については出てこない(少なくとも私が読んできた範囲では)わけで、そこに思考がかえって飛ぶことがある。
母と娘が一筋縄ではいかない関係性があるのと同じで、父と息子の関係もそれに似ているのではないか。同性の親子というのは対立しやすいものではないのか。自分を鑑みてもそう思わされるのである。まぁ、この辺をじっくり読み解きたいなら、別の作家を読んでみるのもいいかもな、なんてことを考えている。なんだかまとまりがない文章だけれど。


きれいな作品も、毒のある人間味を感じさせる作品も共通して言えることがある。
それは、角田作品の底に流れ続けているテーマでもあろうが、“人間はわかりあえない”ということである。
感情や行動のすれ違いで、人間関係はこじれることが多々あり(というかそれがほぼすべてだろうけど)、わかりあえないなと誰しも感じることではないか。でもそれだけでなくて、たとえ、話がいい方向に進んでも、それはもしかするとそこに関わる人の思惑が“たまたま”一致した、あるいは、お互いに“誤解しているまま”それでいいと思えた結果であり、実は本当はわかりあえていないのに、前に進んだということなのではないか(もちろんすべてではないけれど、そういう場合が実は割と多いのではないか、ということ)。
お互いに都合よく(るいはその逆に)解釈して進む流れの繰り返しで、案外日々の営みは回っているのかもしれない。

「あいつはわかってくれない」、そんなことを嘆いても仕方がない。「人は簡単にわかりあえることはない」という前提を自分のなかに持って生活すると、人は生きやすくなるのかも。  

Posted by つばめ at 11:27Comments(0)

2016年12月25日

12月25日の記事

本日は開店しています。17:00までです

告知が直前ですみません!
★本日(12/25)14〜16時
角田光代マラソン(連続)読書会『Presents』行います。
本年最終回です。ぜひ!
  

Posted by つばめ at 09:47Comments(0)

2016年12月23日

ランチ読書会報告。 =『彼女のこんだて帖』 12/23 月の舟

角田光代『彼女のこんだて帖』の読書会&朗読会(withランチ付き)、さきほど終えました。
Team Horn(角田光代イベント実行委員会)は、9時に集合し、調理補助。みたけさんご夫妻が下ごしらえをしてきた料理をベースに、
みんなで盛りつけや仕上げを行いました。


11時にスタート。
朗読会、読書会、そしてもちだひろこさんによる模範朗読が行われ、その後ランチ会。
餃子鍋、菜の花とタラのクリームソースがけ、タイ料理の3品におにぎりを加えた、かなりのボリュームのあるメニューです。
すぐ、お腹が膨れました。みなさん、美味しい美味しい!と言って食事されていましたよ。
ワインなどお酒各種も出ており、みんないい時間を過ごしていたと思います。


料理が人生の追い詰められた局面を打開する、そんなことを平易な文章と短い物語で教えてくれる、素直で心の温まる短編小説集です。
ぜひ、『彼女のこんだて帖』、もっと多くの方に読んでいただきたい一冊です。

  

Posted by つばめ at 16:34Comments(0)

2016年12月22日

仕事で疲れたら…

息抜きがてらブログを書く。そんな風にしていきたいと少し前から考えています。
まさにツイッター、フェイスブックのような気軽な使い方ですが。逆にフェイスブックの書き込みは今後減っていくと思います。(ツイッターは減りません 笑 好きです)
フェイスブックと比べ、ブログのほうがですね、何かと自由に書きやすいというかなんか、そんな風に感じています。
ただし仕事関連の連絡はもちろんフェイスブックでも行っていきますのでよろしくどうぞ。  

Posted by つばめ at 18:29Comments(0)

2016年12月22日

角田光代さんまであと一ヶ月!

久しぶりのまとまった雨の日の気がします、きょう。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
きょうからいよいよ一ヶ月後に迫った「角田光代トークライブ」。早いものです。
あの角田光代さんと実際にお会いできるなんていまだにピンとこない自分がいます。直接やりとりもしているのですが不思議な気分です。
その本番に向け、いままで半年間以上、読書会やその他の関連企画を行ってきましたが、どうしましょう、私自身がその半分くらいしか読めていません。以下に列挙しますとこうなります。(マラソン読書会で取り上げたもの以外も含みます)

過去に一度読んだが改めて読むべきもの…「対岸の彼女」
二回以上読んだもの…「さがしもの」(3回)「空中庭園」(2回)
読んだもの…「Presents」「彼女のこんだて帖」「くまちゃん」「ツリーハウス」「八日目の蝉」「幸福な遊戯」「キッドナップ・ツアー」「おやすみ、こわい夢を見ないように」「だれかのことを強く思ってみたかった」 「いつも旅のなか」(エッセイ)
読みかけ…「まどろむ夜のUFO」(←あとわずか残したまま…) 「かなたの子」(←まだ前半のままです。。)

以上でしょうか。いま思いつく限り列挙してみましたが。
できる限り当日までたくさん読んでおきたいのですが、さしあたって早く読みたいものは、
「ちいさな幸福」「わたしのなかの彼女」「紙の月」の三冊ですね。前二つは読書会などで発表者が超絶おすすめしていたからで(本当に心から読みたくなった)、あと一冊はこれも角田光代さんの代表作の一つと言える気がするからです。あと、重要な作品に感じられる「対岸の彼女」。これももう一回早く読み直したいのです。

角田さんファンの皆様はどんなでしょうか。  

Posted by つばめ at 15:03Comments(0)

2016年12月21日

★『彼女のこんだて帖』スペシャル企画!

きょう・明日は開店日です。18時までです。

★角田光代トークライブ連動企画のお知らせ
12/23(金) 11:00~彼女のこんだて帖
読書会+朗読会、そしてスペシャル企画!物語に出てくる料理のランチ付き!という特別な内容です!

会場:月の舟 ※予約をお願いします! (こちらへのコメントまたはメッセージ、あるいは TEL:099-295-3816 月の舟 まで)


1、朗読会 (有志による)
2、読書会
3、朗読(もちだひろこ先生)
4、スペシャルランチ
★メニュー
冬の餃子鍋、たらとほうれん草のグラタン(改)、菜の花とささみのからしあえ

先日、スタッフで試食したら超絶美味しかったです。。ほっぺたが落ちるかと思いました!

ぜひ!お越しください!

参加費:月の舟会員 1,000円 一般 1,500円 です
  

Posted by つばめ at 13:17Comments(0)

2016年12月20日

熊本市場と汽水社さん。


きょうは終日熊本の市場への出張だった。鹿児島から当店と泡沫さんが参加した。年内は熊本組合さんの最後の市、つまり納会への参加となった。
今回、先月うちで仕入れた大量の本の一部を出品した。売上げはだいたい想定していたほどの金額に落ち着き、良かった。同業の皆様、ありがとうございます。とはいえ、出品の組合せがよりベターな状態にまで詰めて用意出来ていなかったのも事実で、それに対して「もったいないよ」との声もいくつかいただいた。確かにそれも頷くことで、今回は時間が…とは言い訳になるからそれは言わず、次回同じような状況時ではちゃんと準備して臨みたい。

また、市場が終わった後は、上通りの新店「汽水社」さんを訪れた。

ご主人は東京・吉祥寺の有名店「音羽館」さんで長く勤められていた方で、奥様の故郷・熊本県で開店されたのだ。そしてここのオーナーご夫妻には何かとご縁があり、とても不思議なのである。そのご主人とは市場で話及び仕事をし、奥様とは店で話をした。きれいな、清潔感溢れるお店。ぜひ、行ってみていただきたい。
  

Posted by つばめ at 20:51Comments(0)

2016年12月19日

「仙巌園」(一年間で3回目?)。鹿児島の方にこそ、おすすめしたいです。

過日の話。年間パスポートの期限が切れかけていて、その最終日に仙巌園(尚古集成館)に行った。
鹿児島市の三大マイフェイバリットスポットの一つだ。仙巌園は、島津氏の別荘宅のある庭園で、その気持ち良さったらなく、歩いても眺めても飽き足らない。庭からはどの高さからでも桜島と錦江湾の抜群の眺めを誇る。庭と一体となったいわゆる借景である。
贅沢! そして、尚古集成館。こちらは、元々明治維新前の幕末期に当時の藩主・島津斉彬が推し進めた集成館事業の工場群の一つを資料館として改装したもの。島津氏の系図を始め、歴代の藩主の功績などを順を追って解説・掲示している。後半は、集成館事業で利用された機械の大規模な展示もある。

散歩には気持ちのよすぎる庭園、そして壮大な歴史を感じられる博物館の融合したこの場所。私にとってはもう、よだれを垂らしてしまうほど堪らないところだ。

訪れた日はもうとにかく快晴で、気温もそんなに寒くなく申し分のない一日だった。
知り合いの受付の方より、登山口の紅葉が非常にきれいでおすすめですよ、と教えていただき、まずそこへ直行。確かに素晴らしかった。
というより園内どこを歩いても目を細めずにはいられない景色が続き、ほっこりさせられっぱなしだった。


そして今回初めて行ったのが、前述の“登山口”から始まる「集仙台」と「観水舎」である。これらはけっして楽ではない(そんなにめちゃハードでもないが)山道を登るコース、つまりちょっとしたハイキングコースなのだ。入口に近づくと、人気(ひとけ)は激減。確か入口に「頂上まで30分かかります。16時以降は危険なので立ち入れません。ぜひこの竹の杖を使ってくださいね」と書いてある立看板が。私、それに気づかず、杖なしで頂上(集仙台)まで登りきった。すると、、、その絶景ったら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もちろん、天気が良すぎたってのもあるだろう、しかし、、、この目の前のどどーんと迫った桜島(知り合いの仙巌園スタッフ曰く「桜島の裏側まで見えそうな」)と錦江湾(鹿児島湾)、それから南に目を移せば遥かかなたに開聞岳も見える!迫力の景色!これはね、言葉では言い表せないですよ、ほんまにね。だからぜひ登ってもらいたい。(iPhoneの電池も切れていたため、撮影もできずだったので、気になる方は余計行って欲しい) なんでもここに登った島津の歴代のお殿様も「俗念を瞬時に忘れさせてくれる」と言ったのだとか。(脇の看板によると)
確かに何か考えながら登ってたけど、瞬時に忘れちゃったんだよなぁ。息を呑むとはこのことだなぁ。
そしてもう一箇所、「観水舎」。ここもやはり眺望所である。そしてこちらは滝を見るための場所。集仙台までの中腹付近にある。ここはそれほどでもないように感じた(失礼)。他方、それより頂上寄りだったかな、途中に別の桜島眺望スポットがあり、そこの景色のほうがずっとよかった。ここは頂上への布石?といったところか。ここもいったん立ち止まって眺めて欲しい。 ちなみに集仙台を「上の茶屋」、観水舎を「下の茶屋」と島津家はそれぞれ呼んだとのこと。なんと雅な…!

庭園のことばかり書いたので、集成館のことも。
本館は、いままでもじっくり見てきたので、早送りで見学。というよりも、団体の観光客ラッシュに巻き込まれていたので、じっくり見ることができなかったというのもあるが。

で、別館。こちらは特別展「海洋国家薩摩展」を行っていた。これがまた興味深いのである。外国からさまざまな文化が琉球、そして鹿児島を経由して日本各地に伝わっていった様子がよくわかるのだが、その玄関口の薩摩の、他藩と比べた時の風変わりなさまが面白い。そのひとつの例として、獣肉をたくさん食べていたというのがある。その証拠として、獣の骨が江戸の薩摩藩邸から大量に出土されたらしい。それも展示してあった。それから仕事柄、思いっきりそそられるのが、古書の類である。『三国名勝図会』『質問本草』『倭文麻環』などの和本がビシッと陳列されていた。あぁ、、、(違う意味で)すごいなぁ。(欲しいなぁ…) ここは職業柄しょうがないよね??
と、ひとり、たっぷりと時間をかけ、展示物に見入っていた。そう、これは声を大にして言いたいのだが、「ひとり」とはどういうことか? …つまり、ほとんどの人はきちんと見ることなく、ほぼ素通りだということである!もうね、私の後ろを一体何人の人が通り越していったのだろう??
みんな全然(ほとんど)見ていないんだよねぇ。。。これはね、悲しいことですよ。だってせっかくこんな素晴らしいものたちが並んで、しかも丁寧な解説まで書かれているのに。。モッタイナイ。いや、別にここに限らず毎回どこでもこういった博物館系に来るとそういう状況に出くわすのだけれど、いや悲しいよ。なんでスルーしちゃうの? そりゃツアーのコースに組み込まれているから仕方なくここに入ってるんだもの。って人もいるとは思う。でも、でもだよ、、よく聴こえてくる「これを見てたら日が暮れちゃうわよ。ほらあと15分でバスの出発よ!」って声。それを理由にしないでくれ(苦笑)。好きな人は時間なくても(たとえ二、三分でも)だまって見れるだけ見るはずなんだし。好きでもないなら興味ない!って言って思い切って、外で待っとくのがカッコイイかもよ!?なんてことまで思う。やはり時間がなくても興味がなくても、お金を払っているのだし、「ここに来た!」というための見学でもあるのだろうなぁ。わかっているけど切ないっす。

さて、最後に肝心なことを。
ハイ、やってきました、薬丸自顕流の体験稽古!あの薩摩の郷中教育の生んだ心身鍛錬の剣術だ。
目の前で体験されていたご婦人が厳しめの指導者から「話にならない、時間の無駄です」と辛言を受けていたのを見(そんなこと言っていいのか気がかりだった…)、ちょっとビビったが、剣道初段の自分がここで逃げるわけにはいかない!と挑戦する。…結果、少し指導は入ったものの、そんなにボロクソ言われることはなく最後は指導者の師匠みたいな人から「うむ、腰がさらに入れば上達する見込みがある」と言われ(!)、ホッと胸をなで下ろす。果敢に挑んでよかった。ちなみに終わってから団体に入部しないかと誘いまで受けたが、お茶を濁して?辞した。とりあえず、バドミントンとランニングで十分だから。。ちなみに普段は私の母校裏の玉龍山福昌寺跡(私的・鹿児島市三大好きスポットの一つ)で稽古をしているとのことだ。興味ある方は見学や体験も出来るようなので、私までお問合せを!? (パンフに書いてある連絡先をお伝えします)

長々と書いてしまったが、ひとつだけ結論を。
また必ず年間パスポートを作成するということである!次は一年間に10回は行きたい。

仙巌園・尚古集成館
http://www.senganen.jp/  

Posted by つばめ at 11:32Comments(0)

2016年12月18日

石蔵古本市レポート!

先日、南さつま市・加世田万世の老舗お醤油屋「丁子屋」さんで、「石蔵古本市」を行ってきました。
私にとって、県内では初めての鹿児島市以外での複数の古本屋が集まっての古書即売会、いわゆる“古本まつり”でして、今後の鹿児島市以外の街での催事を行うための貴重なステップにもなる企画でした。主催の「南薩の田舎暮らし」http://nansatsu.shop-pro.jp/の窪さんおよび、丁子屋さんにはたいへんお世話になりました、ありがとうございます。

有形文化財にも指定された石蔵は温かみのある素敵な空間に改装されており、訪れる人々の心をほっこりさせてくれます。そしてまた、この場所には古書が本当にしっくりくるのでした。初日に参加店全部の設営が完成したとき、違和感が無いどころか、あまりにも馴染みすぎており、ワクワク感でいっぱいになりました。丁子屋のみなさんにも喜んでいただけたようでよかったです。

お客さんの反応ですが、「こんなイベントを待っていたよ!素敵な本ばかりじゃないですか、すごいすごい!」という声がうれしく、いまでも頭に強く残っています。今回、一般的には売れやすいジャンル(=業界用語で“白っぽい本”)はあえてほとんど持ってこず、その逆の堅い本を集中的に(意識的に)持っていきました(宗教・哲学・紀行・民俗学・歴史・鹿児島の郷土史など中心に。もちろんこれらの内容で白っぽい、新しい本もあるが黒っぽい古書で展開することにより、さらに堅い印象に)。 売ることよりも(それはそれで当然大事なのですが)、「古書ってこんな感じですよ」とか「古書店っていう存在があるんですよ」ということをたくさんの方に知っていただきたい思いが強かったので、そんなラインナップで参加しました。(主催の窪さんからそんなリクエストもあったのですが私自身もそんな展開をしたかったのです) それでいざ、お客さんの反応を見ると前述のようなお声をいただけたりで、ホッとした次第です。

ちなみに他店さんも、打ち合わせをしたわけではないのに、みなラインナップが見事にばらけており、なかなかよかったのではないでしょうか。


●リゼットさん…貴重な絵本、装丁の変わった文芸書、和本、そして夢二の絵画など
●あづさ書店さん…実用書から雑誌まで幅広く、オールジャンル
●泡沫さん…生活書、比較的新し目の文庫、女性誌、そして顕微鏡?!などの雑貨も
●特価書店さん…戦記もの(他店さんが滅多に出さないので、私たちの古本まつりの常連さん方も珍しかったのではないでしょうか?!)、映画・芸能など 
●そして全店にわたり出品があったのが、鹿児島の郷土誌です。(今回、特に南さつま・加世田をはじめ南薩地方のものが多かったです)


地元のみなさまはもとより、鹿児島やその他の地域からお越しいただいた多数の皆様方におかれましてはお楽しみいただけましたでしょうか。
どうぞご感想をお寄せください。励みになりますので。

そう、みなさんのご感想は、第二回目の開催をする場合(まだ決まっていません!ご注意ください)、たいへん参考になるのです。
お客さん方からたくさんの「次もやってね!」の声をいただきましたし、私たち出店側もぜひ再びやりたい!とすでに息巻いている状態です。
主催者の窪さん、またぜひお願いいたします!
で、イベント終了直後、片付けに入る前に行われたスイーツ&コーヒーを囲んでの反省会で、さっそく意見の交換も。たとえば、今回、南さつま市立図書館さんの「除籍本配布」の企画のようなイベントを古書店側もしたらいいのでは?などですね。わかりやすいものでは、トークショーなどでしょうか。古本屋同士、商売(仕事)に対する本音対談をお客さんの前でやるとかですね。いろいろ考えるとまだ出てきそうです。
とにかく次がもう、楽しみです、私たちも!!
改めまして、お世話になった皆様とお客さま方、誠にありがとうございました!古本屋を代表して改めて御礼申し上げます。  

Posted by つばめ at 17:19Comments(2)

2016年12月18日

営業のご案内です。(取り急ぎ)

★つばめ文庫の次の開店日は…
12/18(日) 11:00~17:00
12/21(水) 11:00~18:00
12/22(木) 11:00~18:00


本日開店日です。どうぞお待ちしております。  

Posted by つばめ at 10:49Comments(0)

2016年12月16日

今年の一冊。

今年いちばんよかった本を持ち寄って語る集まりがある。
そこで自分を振り返ったが、あまり思い浮かばない…。というよりあまり今年は本を買っていないことに気づく。
あれれ…?? 角田光代さんの本は多く読んだが、集まりの趣旨的には紹介できにくい。(メンバーがあまり読んでなさそうなものを紹介するべきな趣旨により) うーん、困ったぞ…?? (ちなみに、角田作品も含めたら、やはり『ツリーハウス』や『くまちゃん』になる!よかったです)

その他の文化系の重要な出来事はいくつかすぐ思い浮かぶのだが。
ガンダムシリーズとの本格的な出逢い、村上春樹氏の目の前で聴いたトークショー、そして角田光代さんとのコンタクト…など、インパクトのある今年の出来事である。

さて、何の本にしよう?  

Posted by つばめ at 16:46Comments(0)

2016年12月16日

仕分け作業中。

石蔵古本市のブログがPC不調も含め、二回も消失しているが根気強く執筆を進めている。
そちらは長引いているのでいったん置いといて、作業の合間に別の投稿。
現在、一ヶ月近く前に仕入れた大量の本の仕分け作業を継続中。20日の熊本の市場に持っていくためだ。
鹿児島の郷土誌全般、宗教関係(キリスト教、仏教)、思想、警察関係の専門書などが主だったもので、そのうち今回、キリスト教関係の本を中心に熊本に持参予定。これだけで車がパンパンになる気がする。相当の量があるのだ(当店的には)。
さぁ続きをしよう。  

Posted by つばめ at 15:12Comments(0)

2016年12月14日

ブログが消えた。。。。。。。。。

一時間半以上書いていた記事(石蔵古本市レポート)が、操作ミスで瞬時で消えました。。。。。。。。。。
全身から血の気が引き、冷や汗がどっと出ているところです。。。。。。。。。
とりあえず、いまの気分が回復してから、、、続きを。。。あと、もう仕事の本線に戻らなきゃならないし、、、いったん終わります。。。

…というか、、、もう書けないかも。。。
  

Posted by つばめ at 11:20Comments(3)

2016年12月13日

次の開店日時のお知らせ。 ※変更しました!ご注意ください!!

すみません、変更しました!ご注意ください!
★つばめ文庫の次の開店日は…
12/18(日) 11:00~17:00
12/21(水) 11:00~18:00
12/22(木) 11:00~18:00

昨日までの四日間、「石蔵古本市」へのご来場、誠にありがとうございました。
また改めてレポートにまとめます。取り急ぎ、御礼申し上げます。  

Posted by つばめ at 11:44Comments(0)