2017年11月30日
石蔵古本市のこと。
古本屋が集まって、古本の販売会(業者や古書通の間では「即売会」「古本まつり」などと呼称される)を行う―。
いまはだいぶ減っているだろうが、かつては全国的にたくさんの街で見られた光景のはずだ。
大都市圏ではいまだにぼちぼち見られると思う。
これが地方の小都市になると一気に見なくなるのではないか。ここでいう小都市とは各地方の核となる大都市およびその都市圏(九州で言えば、福岡市とその周辺)以外の都市すべてであり、九州のなかでは比較的大きな街である、熊本市や鹿児島市もその例外ではなく。
熊本市で現在一年のうちに定期的に開催されているのは、地元のデパート・鶴屋での即売会のみということをお聞きした。
そして鹿児島市で定期的に行われているのは、ここ数年は春と秋の年二回、維新ふるさと館という歴史系博物館で開催される「維新ふるさと館古書店」のみという状況である。
どちらの都市も街の規模に対して、非常に開催数の少ない状態と考える。とはいえ、人口150万を超える福岡市でも年4、5回ほどの開催だとすれば、熊本や鹿児島がこの状態なのは変じゃないかもしれないが。しかしかつては今挙げた各都市でももっと頻繁に開催されていたと聞く。
いかにも、このイベントの状況が我々古本業界の現状をわかりやすくあらわしている。
しかし、それでも古本の販売体系のなかでは、店側も客側もいちばん盛り上がりをみせる、あるいは盛り上がりを感じられるのがこの古本まつりなのだ、と、少なくとも私はそう捉えている。他業種と比べて少ないかもしれないが、古書店一店舗一店舗にたしかにお客さんはついている。そのお客さん方が一斉に、古本屋一堂が会する場所に訪れるわけである。必然的に盛り上がるのだ。しかも古本(古書)好きは他店のラインナップを眺めるのも好き(なはず!)である。古本ファンにとって“まつり”なのは名ばかりでないはずだ。(余談だが、古本屋が他業種さんも参加するイベントにて出張販売すると、かなり苦戦する。古本屋に訪れるのは基本的に古本好きさん“だけ”なのだろうか…? うぅ。。)
その「古本まつり」が今回、南さつまの加世田万世にある、老舗のお醤油さんが持している石蔵のなかで行われる。(実は二回目である)
鹿児島市から少し離れているが、重要文化財にも指定されている趣ある石蔵でのイベントに、古本の魅力と同時にノスタルジックな雰囲気にも浸れる。こういうレトロな場所はまさに古本にぴったりなのだ。
時代を経てそれなりの雰囲気をまとった建物と、書物。それらが相互に作用し輝きを静かに放つ―。
そんな空間が四日間、誕生する。
どうぞ、足を運んでいただきたい。
そして、声を大にして言いたいのは、(古)本好きでない人ほど愉しんでいただきたい、これである。
非日常のロケーションが、普段接しない本との出会いを素敵に演出してくれるであろうからである。きっと、本が好きになる、そんな時間を味わってほしい。
※ブックトークの特別イベントも開催。こちらは次回、詳しく…。
★第二回 「石蔵古本市」 開催!
https://www.facebook.com/events/1477980472299933/
https://www.facebook.com/events/249039332293509/


いまはだいぶ減っているだろうが、かつては全国的にたくさんの街で見られた光景のはずだ。
大都市圏ではいまだにぼちぼち見られると思う。
これが地方の小都市になると一気に見なくなるのではないか。ここでいう小都市とは各地方の核となる大都市およびその都市圏(九州で言えば、福岡市とその周辺)以外の都市すべてであり、九州のなかでは比較的大きな街である、熊本市や鹿児島市もその例外ではなく。
熊本市で現在一年のうちに定期的に開催されているのは、地元のデパート・鶴屋での即売会のみということをお聞きした。
そして鹿児島市で定期的に行われているのは、ここ数年は春と秋の年二回、維新ふるさと館という歴史系博物館で開催される「維新ふるさと館古書店」のみという状況である。
どちらの都市も街の規模に対して、非常に開催数の少ない状態と考える。とはいえ、人口150万を超える福岡市でも年4、5回ほどの開催だとすれば、熊本や鹿児島がこの状態なのは変じゃないかもしれないが。しかしかつては今挙げた各都市でももっと頻繁に開催されていたと聞く。
いかにも、このイベントの状況が我々古本業界の現状をわかりやすくあらわしている。
しかし、それでも古本の販売体系のなかでは、店側も客側もいちばん盛り上がりをみせる、あるいは盛り上がりを感じられるのがこの古本まつりなのだ、と、少なくとも私はそう捉えている。他業種と比べて少ないかもしれないが、古書店一店舗一店舗にたしかにお客さんはついている。そのお客さん方が一斉に、古本屋一堂が会する場所に訪れるわけである。必然的に盛り上がるのだ。しかも古本(古書)好きは他店のラインナップを眺めるのも好き(なはず!)である。古本ファンにとって“まつり”なのは名ばかりでないはずだ。(余談だが、古本屋が他業種さんも参加するイベントにて出張販売すると、かなり苦戦する。古本屋に訪れるのは基本的に古本好きさん“だけ”なのだろうか…? うぅ。。)
その「古本まつり」が今回、南さつまの加世田万世にある、老舗のお醤油さんが持している石蔵のなかで行われる。(実は二回目である)
鹿児島市から少し離れているが、重要文化財にも指定されている趣ある石蔵でのイベントに、古本の魅力と同時にノスタルジックな雰囲気にも浸れる。こういうレトロな場所はまさに古本にぴったりなのだ。
時代を経てそれなりの雰囲気をまとった建物と、書物。それらが相互に作用し輝きを静かに放つ―。
そんな空間が四日間、誕生する。
どうぞ、足を運んでいただきたい。
そして、声を大にして言いたいのは、(古)本好きでない人ほど愉しんでいただきたい、これである。
非日常のロケーションが、普段接しない本との出会いを素敵に演出してくれるであろうからである。きっと、本が好きになる、そんな時間を味わってほしい。
※ブックトークの特別イベントも開催。こちらは次回、詳しく…。
★第二回 「石蔵古本市」 開催!
https://www.facebook.com/events/1477980472299933/
https://www.facebook.com/events/249039332293509/


Posted by つばめ at
16:58
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2017年11月30日
2017年11月29日
総括アレコレ…。
怒涛の11月でした。まだ終わってませんが…。
出張販売ラッシュがまずありました。レギュラー化し始めたものと大々的なものを含め、多数出店いたしました。
各イベントにお越しくださった方々、誠にありがとうございました。
そして、念願の鹿児島市会(=業者間の仕入れ、および販売会)の“十数年ぶりの”復活開催。
これはたいへん意義の大きい活動でした。しかしこちら主催側の準備不足や運営がスムーズに出来なかった点など、反省すべきことの多い内容となり、特に県外からご参加の皆様にたいへん申し訳なく思っております。荷物がたいへん多く(これはありがたいことなのですが)、参加人数とのアンバランスさもあったと思いますが、やはりいちばんは準備不足。今後、鹿児島組合の仲間でのコミュニケーション強化および密な打合せを行っていきます。
前を向いてやっていきますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
ほかに、今月の出来事で書き損ねていたけど、振り返っておきたいことを以下に書いておきます。
漫画の活用に関するシンポジウムへの参加について。
熊本の元・キララ文庫(古本屋)店主で、現在「合志マンガミュージアム」https://www.facebook.com/koshimanga/ 館長の橋本氏が漫画の効果と、何かをアピールする際に活用すべきという提案を行いました。
漫画は一般的に一般書籍と比べて、軽い扱いを受け続けている。しかし実は何かを表現するときに、これほどわかりやすいメディアはないのですというお話でした。橋本氏は学習塾の講師も長く続けられておられるのですが、その際に使っていたテキストは全部漫画だったそうです!そしてその授業を受けていた生徒たちの志望校への合格率は端的に高かったのだとか。漫画…侮れません。
この話をお聴きして、本当に漫画をもっと読んでいこうと思った次第です。周囲に漫画好きがいますのでなおさらでした。たぶん、彼らからすると「だから漫画の魅力、言ってたじゃないですかー!」ってことになるのでしょうけど、、ごめんなさい。。
ちなみにこのシンポジウムの翌日にちょうど『三国志』の読書会があり、そこでお借りしたのが横山光輝の漫画でした。なので、かなりホクホクした気持ちで読み進めているいまです。
薩摩英国館での販売会について。
本当にこれまでにない斬新さ溢れる現場でした。ロンドンバスのなかに陳列、ですからね。。
なかなかいい雰囲気を醸し出していました。
「石蔵ブックカフェ」同様、毎月一回、行います。第三金曜日です。(次回は12/15です)
あと、、、これは10月に実施していましたが、書き損ねたとはいえじっくり書きたいので、また別のときに綴ります。
二つありまして、ひとつが廃仏毀釈のシンポジウムに参加したこと。
もうひとつが、“一人”妙円寺詣りをしたときのことです。。
あー濃いことばかりの毎日です。振り返って書くのは面倒な作業なのですが、、基本的に書く事で総括してますので。
総括しないと前へ行けない(ココロが落ち着かない)タイプなんですよね。。。。
出張販売ラッシュがまずありました。レギュラー化し始めたものと大々的なものを含め、多数出店いたしました。
各イベントにお越しくださった方々、誠にありがとうございました。
そして、念願の鹿児島市会(=業者間の仕入れ、および販売会)の“十数年ぶりの”復活開催。
これはたいへん意義の大きい活動でした。しかしこちら主催側の準備不足や運営がスムーズに出来なかった点など、反省すべきことの多い内容となり、特に県外からご参加の皆様にたいへん申し訳なく思っております。荷物がたいへん多く(これはありがたいことなのですが)、参加人数とのアンバランスさもあったと思いますが、やはりいちばんは準備不足。今後、鹿児島組合の仲間でのコミュニケーション強化および密な打合せを行っていきます。
前を向いてやっていきますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
ほかに、今月の出来事で書き損ねていたけど、振り返っておきたいことを以下に書いておきます。
漫画の活用に関するシンポジウムへの参加について。
熊本の元・キララ文庫(古本屋)店主で、現在「合志マンガミュージアム」https://www.facebook.com/koshimanga/ 館長の橋本氏が漫画の効果と、何かをアピールする際に活用すべきという提案を行いました。
漫画は一般的に一般書籍と比べて、軽い扱いを受け続けている。しかし実は何かを表現するときに、これほどわかりやすいメディアはないのですというお話でした。橋本氏は学習塾の講師も長く続けられておられるのですが、その際に使っていたテキストは全部漫画だったそうです!そしてその授業を受けていた生徒たちの志望校への合格率は端的に高かったのだとか。漫画…侮れません。
この話をお聴きして、本当に漫画をもっと読んでいこうと思った次第です。周囲に漫画好きがいますのでなおさらでした。たぶん、彼らからすると「だから漫画の魅力、言ってたじゃないですかー!」ってことになるのでしょうけど、、ごめんなさい。。
ちなみにこのシンポジウムの翌日にちょうど『三国志』の読書会があり、そこでお借りしたのが横山光輝の漫画でした。なので、かなりホクホクした気持ちで読み進めているいまです。
薩摩英国館での販売会について。
本当にこれまでにない斬新さ溢れる現場でした。ロンドンバスのなかに陳列、ですからね。。
なかなかいい雰囲気を醸し出していました。
「石蔵ブックカフェ」同様、毎月一回、行います。第三金曜日です。(次回は12/15です)
あと、、、これは10月に実施していましたが、書き損ねたとはいえじっくり書きたいので、また別のときに綴ります。
二つありまして、ひとつが廃仏毀釈のシンポジウムに参加したこと。
もうひとつが、“一人”妙円寺詣りをしたときのことです。。
あー濃いことばかりの毎日です。振り返って書くのは面倒な作業なのですが、、基本的に書く事で総括してますので。
総括しないと前へ行けない(ココロが落ち着かない)タイプなんですよね。。。。
Posted by つばめ at
18:54
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2017年11月29日
第二回「石蔵古本市」の開催、そして『罪深き愉しみ』とは…?!
11/29(水) #つばめ文庫、営業中です。水曜日、18時までです。
11月の出張販売、その他のイベント、外仕事などのラッシュが一段落しました。店内仕事を進めなければ…。
★「石蔵古本市」開催! @南さつま市・丁子屋さん石蔵 12/8~11(金・土・日・月)
古本屋数軒合同の販売イベントです!
当店の次回の出張販売にも当たります。 昨年12月に第一回が行われ、人気を博しました!
参加店は、古書リゼット・あづさ書店西駅店・泡沫・つばめ文庫 の4店舗です。(すべて鹿児島市)
当店が月一開催している「石蔵ブックカフェ」のきっかけのひとつにもなった企画でもあるのですよね。素敵ですよ。
★同時開催!【罪深き愉しみ】 ※入場無料
…県内各所で開催の読書会の主宰者数人を集め、ブックトークを行います!
いくつかのテーマに基づいて、参加メンバー各自が選んだ本を紹介しあう本企画。お互い何の本が飛び出すか、すでにワクワク感満載状態です!
→<第二日目・12/9(土) 18:30~20:30>開催です。おたのしみに♪
…夜の石蔵で、何かが起こるー。


11月の出張販売、その他のイベント、外仕事などのラッシュが一段落しました。店内仕事を進めなければ…。
★「石蔵古本市」開催! @南さつま市・丁子屋さん石蔵 12/8~11(金・土・日・月)
古本屋数軒合同の販売イベントです!
当店の次回の出張販売にも当たります。 昨年12月に第一回が行われ、人気を博しました!
参加店は、古書リゼット・あづさ書店西駅店・泡沫・つばめ文庫 の4店舗です。(すべて鹿児島市)
当店が月一開催している「石蔵ブックカフェ」のきっかけのひとつにもなった企画でもあるのですよね。素敵ですよ。
★同時開催!【罪深き愉しみ】 ※入場無料
…県内各所で開催の読書会の主宰者数人を集め、ブックトークを行います!
いくつかのテーマに基づいて、参加メンバー各自が選んだ本を紹介しあう本企画。お互い何の本が飛び出すか、すでにワクワク感満載状態です!
→<第二日目・12/9(土) 18:30~20:30>開催です。おたのしみに♪
…夜の石蔵で、何かが起こるー。


Posted by つばめ at
11:10
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2017年11月29日
2017年11月28日
2017年11月27日
本日は16時までです。
11/27(月) #つばめ文庫、本日は16時までの営業です。よろしくお願いいたします。
昨日は「きりんまつり」にお越しいただきありがとうございました! 取り急ぎ、お礼申し上げます。
昨日は「きりんまつり」にお越しいただきありがとうございました! 取り急ぎ、お礼申し上げます。
Posted by つばめ at
10:29
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2017年11月26日
11月26日の記事


子どもがナンコ(鹿児島の酒宴でのゲーム)で盛り上がってる。。何度も通いながらマスターしたのでしょうか。「げたんは」とか「天皇陛下」とか…ゲームの専門用語も飛び交っていてびっくり!
私もナンコ、最近初めてやったばかりなのに。。すごい。
#つばめ文庫
Posted by つばめ at
10:59
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2017年11月25日
★11/26(日)は、「きりんまつり」へ参加します! 初!霧島市での出張販売ですよ!
※急なお知らせで恐縮です!
【あす、イベント出店いたします!】
霧島の「きりん商店」 https://www.facebook.com/kirinsyouten/?hc_ref=ARTuTXixB2PKqJFifZBmFZH9KK_VtdNiFbf-bPv5Xs3D6F4edOFtdn_sLkPDStYRutQ さんにて開催の“きりんまつり”です!

営業スケジュールの中に簡単な記載はありましたが、詳細のお知らせが直前になってしまい、たいへん恐縮です。。
鹿児島市以外への出張販売を強化中の当店にとって、ありがたいお誘いのイベント!今回は霧島市です!
出店数もかなり多い感じでお祭りムードが全面に出ている内容なのではないでしょうか! 明日はドライブがてら、ぜひ霧島へ!
https://www.facebook.com/events/1501353289948459/
【あす、イベント出店いたします!】
霧島の「きりん商店」 https://www.facebook.com/kirinsyouten/?hc_ref=ARTuTXixB2PKqJFifZBmFZH9KK_VtdNiFbf-bPv5Xs3D6F4edOFtdn_sLkPDStYRutQ さんにて開催の“きりんまつり”です!
営業スケジュールの中に簡単な記載はありましたが、詳細のお知らせが直前になってしまい、たいへん恐縮です。。
鹿児島市以外への出張販売を強化中の当店にとって、ありがたいお誘いのイベント!今回は霧島市です!
出店数もかなり多い感じでお祭りムードが全面に出ている内容なのではないでしょうか! 明日はドライブがてら、ぜひ霧島へ!
https://www.facebook.com/events/1501353289948459/
Posted by つばめ at
21:09
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2017年11月25日
2017年11月25日
2017年11月24日
11月24日の記事
11/24(金) #つばめ文庫、本日は12時半頃〜の営業です。申し訳ありませんが、よろしくお願いします!
Posted by つばめ at
09:57
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2017年11月23日
11月23日の記事

本日は念願の! 復活!鹿児島市会(同業者の仕入れ&販売会)でした!福岡、熊本からのご参加もあり感謝です。バッタバタで大変お手間を取らせてしまい恐縮でしたが、いろいろお手伝いもいただき、なんとか終えられました。本当にありがとうございました!
Posted by つばめ at
22:06
│Comments(0)
2017年11月23日
11月23日の記事

本日は念願の! 復活!鹿児島市会(同業者の仕入れ&販売会)でした!福岡、熊本からのご参加もあり感謝です。バッタバタで大変お手間を取らせてしまい恐縮でしたが、いろいろお手伝いもいただき、なんとか終えられました。本当にありがとうございました!
Posted by つばめ at
21:54
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2017年11月22日
11月22日の記事

Posted by つばめ at
10:14
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2017年11月21日
2017年11月20日
レポート。読書会『100分de名著・陳寿「正史 三国志」』。
昨日。『100分de名著・「正史 三国志」』読書会、大盛り上がりのうちに幕を閉じました。
参加者数10名の、白熱した時間となりました!
最初から最後までノンストップ、お茶を淹れる暇もなく(準備しかけたままでした、、すみませんでした!)、みなさん常に話が途切れない状態でした。
10名のうち、半分が三国志“通”のレベルでして、好きな場面や人物について論じていました。そして残りの半分が初心~中級(言葉として?かもですが)といった感じで、全体のバランスとしてはちょうどよい塩梅だったのかもしれません。
恥ずかしながら、私は今回のテーマ本を読破できていなかったので、何度も見続けた「100分de名著」の映像による知識武装で臨んだのですが、随分引き込まれました。
しかし、「正史」とそれをベースに物語に仕立てたフィクションの三国志「演義」では、けっこう違う点も多く、盛り上がるのはどうしても物語の演義の方のようでして。正史をかじって臨んだ私はもしかすると、かえってよかったのかなぁ…なんてことも思ってしまいます。正史との違いを冷静に見分けながら楽しめそうだからです。でも逆を言えば、物語としての三国志の世界に思いっきり没頭できないかも…なんてことも思いますが。苦笑

いちばん人気は関羽でした。諸葛孔明と義兄弟の契りを結び活躍した武将です。ずば抜けた戦力だけでなく、その人柄もあわせて申し分ないという、概ね参加者の一致する高評価ぶりでした。そして次点が諸葛孔明。一見クールに見えて実は劉備の遺志を継ぎ、漢民族の復興を目指した熱い人物で、そこに評価が集中しました。あとは劉備も高い人気でしたね。他方、演義などの物語では一般的に悪役のように描かれている曹操も今回の会では割と人気が高かったのが興味深い点でした。
気になったのは、古代中国から連綿と続いている儒教のこと。家族、仲間との関係を大事にすることを教えとするこの基本的な思想をベースに、曹操を除く多くの面々が動くわけですが、当時の状況。利害関係のためなら身近な人(部下や親族)さえもどんどん殺してその向こうにある実を手に入れる―。そのやり方が果たして儒教の教えに沿っているのか? これが気になるのですよね。儒教、この殺しなどの行為が前提となった上でのその先のことに対しての考え方であり、それ以前の段階ではそういうマイナスと感じる点もやむをえないものとしているのだ、と言われれば…って、やはり納得しにくくはあるのですがね、、。易姓革命など王朝が変わるたびに前の支配者一族を皆殺しにしたりする古代からの流れがあると言ったらそれはそうでしょうが、じゃあなんで儒教がそこに…? という疑問は(まぁ三国志に限らずですが)あります。
…どんどん思い出しますがそろそろ仕事に戻るのでここで切り上げます。
今回ご提案いただいたOさん、Mさんありがとうございました。おかげで未踏だった三国志の入口と少し先まで入っていけました。
興味、強く惹かれていますよ。昨日お客さまにお借りした、横山光輝『三国志』。ワクワク気分でゆうべから早速読み始めています。

読書会って、やっぱり何度やってもいいですよ!特に知らない分野ほど、それを知るきっかけになるので…!
毎回、自分の世界が広がっていくのを実感します。
ではまた次回。まだ決まっていませんが、決まりましたら当ブログ等でご案内いたします。
参加者数10名の、白熱した時間となりました!
最初から最後までノンストップ、お茶を淹れる暇もなく(準備しかけたままでした、、すみませんでした!)、みなさん常に話が途切れない状態でした。
10名のうち、半分が三国志“通”のレベルでして、好きな場面や人物について論じていました。そして残りの半分が初心~中級(言葉として?かもですが)といった感じで、全体のバランスとしてはちょうどよい塩梅だったのかもしれません。
恥ずかしながら、私は今回のテーマ本を読破できていなかったので、何度も見続けた「100分de名著」の映像による知識武装で臨んだのですが、随分引き込まれました。
しかし、「正史」とそれをベースに物語に仕立てたフィクションの三国志「演義」では、けっこう違う点も多く、盛り上がるのはどうしても物語の演義の方のようでして。正史をかじって臨んだ私はもしかすると、かえってよかったのかなぁ…なんてことも思ってしまいます。正史との違いを冷静に見分けながら楽しめそうだからです。でも逆を言えば、物語としての三国志の世界に思いっきり没頭できないかも…なんてことも思いますが。苦笑

いちばん人気は関羽でした。諸葛孔明と義兄弟の契りを結び活躍した武将です。ずば抜けた戦力だけでなく、その人柄もあわせて申し分ないという、概ね参加者の一致する高評価ぶりでした。そして次点が諸葛孔明。一見クールに見えて実は劉備の遺志を継ぎ、漢民族の復興を目指した熱い人物で、そこに評価が集中しました。あとは劉備も高い人気でしたね。他方、演義などの物語では一般的に悪役のように描かれている曹操も今回の会では割と人気が高かったのが興味深い点でした。
気になったのは、古代中国から連綿と続いている儒教のこと。家族、仲間との関係を大事にすることを教えとするこの基本的な思想をベースに、曹操を除く多くの面々が動くわけですが、当時の状況。利害関係のためなら身近な人(部下や親族)さえもどんどん殺してその向こうにある実を手に入れる―。そのやり方が果たして儒教の教えに沿っているのか? これが気になるのですよね。儒教、この殺しなどの行為が前提となった上でのその先のことに対しての考え方であり、それ以前の段階ではそういうマイナスと感じる点もやむをえないものとしているのだ、と言われれば…って、やはり納得しにくくはあるのですがね、、。易姓革命など王朝が変わるたびに前の支配者一族を皆殺しにしたりする古代からの流れがあると言ったらそれはそうでしょうが、じゃあなんで儒教がそこに…? という疑問は(まぁ三国志に限らずですが)あります。
…どんどん思い出しますがそろそろ仕事に戻るのでここで切り上げます。
今回ご提案いただいたOさん、Mさんありがとうございました。おかげで未踏だった三国志の入口と少し先まで入っていけました。
興味、強く惹かれていますよ。昨日お客さまにお借りした、横山光輝『三国志』。ワクワク気分でゆうべから早速読み始めています。

読書会って、やっぱり何度やってもいいですよ!特に知らない分野ほど、それを知るきっかけになるので…!
毎回、自分の世界が広がっていくのを実感します。
ではまた次回。まだ決まっていませんが、決まりましたら当ブログ等でご案内いたします。
Posted by つばめ at
12:38
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2017年11月20日
11月20日の記事

※今週は21(火)〜23(木祝)まで三連休です。定休日や市場の開催・参加のためです。申し訳ありません!
Posted by つばめ at
10:28
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2017年11月19日
本日、読書会開催です! テーマ:『100分de名著・陳寿「正史 三国志」』
11/19(日) #つばめ文庫、営業中です。
本日は14~16時、店内での読書会の開催があります。(テーマ:『100分de名著・陳寿「正史 三国志」』)
営業はこの間も行っておりますのでお気軽にお越し下さいませ。


本日は14~16時、店内での読書会の開催があります。(テーマ:『100分de名著・陳寿「正史 三国志」』)
営業はこの間も行っておりますのでお気軽にお越し下さいませ。


Posted by つばめ at
10:55
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2017年11月18日
11月18日の記事
11/18(土) つばめ文庫、本日は14〜17時まで所用のため休業といたします。急なお知らせで申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
昨日は、ロンドンバスマーケットへのご参加、ありがとうございました!
よろしくお願いいたします。
昨日は、ロンドンバスマーケットへのご参加、ありがとうございました!
Posted by つばめ at
09:49
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