つばめの旅日記。 by つばめ文庫

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8/30(火) つばめ文庫、本日は定休日です。
#つばめ文庫
  

8/29(月) つばめ文庫、Open。本日は都合により18時半閉店予定です。恐縮ですがよろしくお願いします。

※あすは定休日です　※水色部分が店に不在の日時です

村上春樹『ノルウェイの森』読書会、昨日でした。
参加者+見学者合わせて、計15名の参加でした。みなさまありがとうございました。



よく“好き嫌いの分かれる”村上春樹作品と言われます。
今回、とても村上作品が好きな人と、そうでない人、あるいは苦手な人など幅広いメンバーが集まり、
果たしてどのように展開するかと思っておりましたところ、みなさん結構しっかり思ったこと感じたことをどんどん話す感じでして、
かなり面白かったです。私は個人的に、割と淡々と読みすすめた作品でしたので、「描写が過激だなぁ」とか「その人物とそうなってしまうのか」などいろいろ感じつつもあっさりしたことしか言えない感じでした。主人公の年齢や舞台となった時代が私の父のそれとまるっきり重なるのは面白い視点だったと思うのは独自の感覚だったかもしれませんが。
しかしみなさん鋭いのですよ。特にやっぱり人物像ですね。ワタナベに関する意見。「ひっかきまわすだけの無責任な男」「ふわふわしている」(←あ、これは登場人物のほとんどという意見多数) などの評価の一方、「自分を貫く」「しっかりと自分の世界観を持っていて純粋に行動している」(あと「モテる」)といった好印象の声も。
そしてみんな地に足がついていない(唯一ついているのは緑だけか?)、とそんな声が多勢を占めるのですが、そんな感覚が村上作品の肝だという春樹ファンの声も聞くことができ、なるほどと頷く次第でした。そしてそういった人物も含め、基本的にファンタジー、というか伝説・神話のような話が多いと。そのなかにあっては、この『ノルウェイの森』は不思議ではあるけれど、実際の世界が舞台で、他と比べればだいぶ現実味を帯びた作品だという意見がありました。わかる気がします。といっても私がこの長編以外でしっかり読んで頭に残っている長編作品が『1Q84』のみなので断定はできないのですが、数冊読んだみなさんはそうおっしゃっているのできっとそうなのでしょう。1Q84は、ふわふわしてましたね～、パラレルワールド。　

…おっと話を戻しまして。それで、いちばん肝心なテーマはやはり“死と生き方”についてなんでしょうね。主人公ワタナベに関わった人物は次々に自殺してしまう。しかしそれでも、ときには“死”に対する自身の考えもときには変わりつつ(「生の反対に死がある」、ではなく「生の延長に(そのなかに)死がある」)、乗り越えて生きていこうとする。そんな姿勢を描いているのでしょう。その後はさらに考えも進み、「この失った感覚は、哀しんで哀しんで、ひたすら哀しみ抜いた先にようやくなにか学ぶことができる。しかしまた次に哀しみが訪れた時はその学んだことは一切役に立たなくなる」(文章が正確でないですがこのような内容)という一文にもなって出てきます。これがポイントなのかなぁと。人間の悲哀が感じ取れます。
また、個人的にハッとさせられた意見が次です。キズキの死は実は直子のそれを請け負ったものだった、直子はいずれ死んでしまう状況なのをわかっていたキズキは自分で死を引き受ける代わりに、直子を生かそうとした。それで、親友のワタナベならしっかりその後の直子の面倒を見てくれるだろうという期待もあったのではないか、という見解。だが、ワタナベはそれを感じ取ることはなく(若さもあるだろうし)自分の思うままの感情でそれ以後を続けていき、直子は結局…と。これは考えもしなかったので目からウロコでした。

以上、ほかにもいろいろ意見が出てきましたが、ざっとまとめてみました。
しかしすべてのみなさんの意見や感想のひとつひとつが、耳と脳裏にビシビシと食い込んできて、実に刺激的な時間でしたよ。
なかには変則的な発言?(なんと、登場人物の本名当てクイズですよ！)もあり、場がおおいに盛り上がる場面も！(面食らいましたよ…笑)

さぁ村上春樹、また次を読み進めていきたいです。今回は『ノルウェイの森』をテーマに選んで語り合いましたが、村上作品は全作品に流れるものを感じ取るのが重要という話が出ましたし。
次は『ねじまき鳥クロニクル』と短編『蛍』でしょうか。私はこのあたりが気になっております。非常に楽しみです。  

8/28(日) つばめ文庫、Open。19時まで。
本日は14時から月一恒例の読書会です。今回は『ノルウェイの森』村上春樹。参加者は定員に達していますが、店内営業中につき見学等出入り自由です。
#つばめ文庫
  

さきほどイベントの打ち合わせから店に戻りました。
暑いですね～。天文館周辺も郊外も暑い暑い、、　いやすごいです。

先日告知の角田さんのイベントのミーティングでした。
来年1/22(日)の開催に向け、角田さんの作品を読みまくりましょう、ということで、共催の「月の舟」さんと
読書会をしまくることにしました。早速来月3日から読書会を始めますよ！
また、日程をまとめ次第、ここやフェイスブックなどにアップしますね。

昨日は、毎春・秋に恒例の「古書目利き市」の打ち合わせも行いました。
今回から形式が変わりそうです。追ってお伝えします。

ほか、これも三回目の開催、「維新ふるさと館古書店」も秋に実施予定があります。
そしてまだ、いろいろありまーす。。

がんばります。。。  

8/26(金) つばめ文庫、本日は14時閉店と昨日お伝えしましたが、都合により開店も11時からとなります。付きましては、11〜14時の営業となりますこと、ご容赦ください。
#つばめ文庫
  

つばめ文庫、明日・あさっての営業予定です。(更新しました)

あす26日は14時までの、あさって27日は13時からの営業予定に変更いたしました。
よろしくお願いします。

#つばめ文庫
  

8/25(木) つばめ文庫、通常営業中です。19時までです。
#つばめ文庫


昨日。お客さまと本についていろいろ話した。いや正確に言うと、本そのものだけでなく、そこから派生したあれこれについてだけれど。
本に関しては、主に数人の小説家とその文体について。村上春樹、角田光代、宮本輝、原田マハ、長嶋有…etc
お客さまの、村上春樹と宮本輝を対比する意見が面白かった。時代の喪失感をともに表しているとして、描き方が逆で、私は宮本輝の世界観が好きなんですね、と。村上春樹は数冊長編を読んでいてなんとなく、そうだなぁ。と感じる部分もある。(いつも思うけど説明が難しい。今度の読書会『ノルウェイの森』もちゃんと語れるかなぁ) 他方、宮本輝の作品はどんな感じなのか。実は私はまだ一冊しか読んでいない(しかも読みかけ)のでなんとも言い難いが、村上を読んだ直後に読んでみるのも面白いかもなんて考えた。
角田光代と長嶋有(先日トークショーをされています)の対比も面白いですよ、と。角田さんが文章に平明にわかりやすく事象を描かれているのに対し、長嶋さんは真逆と。状況の描写が少なく、行間を拾いまくって読むことになる。本を閉じたらその瞬間にまったく世界がなくなる。それだけ本のなかで想像を膨らませていく小説なんだ、ということ。これはそそられる。早く読んでみたいぞ。

そして本以外の話もいろいろ。SNSについてや働き方のことなど。
なかでも言葉の話。特に、歌の歌詞についての見解が面白かったのでご紹介。
基本的に男が書くそれと女が書くそれが異なっているという。男はよく“これからもずっと続いていく”的なノリが多い。それに対し女性の場合は“すべてに終わりはある”的な傾向がある、それをよく感じるとのことだった。
某男性大物アーティストの歌詞をダメ出ししたときはちょっと痛快だった(個人的にあまり好きでないので)。
でも言われてみればなんとなくそうなのかなぁ…。あまり男女差を意識していなかった。なので今後はちょっとじっくり耳を傾けてみたいなぁなんて思った。　ところで、僕の大好きなスピッツはどちらでもないような。。独創的すぎる！  

8/24(水) つばめ文庫、Openしてます。19時まで。

写真は最近の夕方以降の店内奥の様子です。
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以下、営業スケジュールです。水色部分が店不在の日時です。


定休日の昨日、やることが多くてたいへんだった。週一回の休みというのはやることが溜まっておりそれを片付けるだけで一日が終わってしまう。特に掃除洗濯その他雑用系の家事をまとめてやる日に最近はなっている。おかげで家はきれいな状況を概ね保てている。一気にある程度断捨離した日から大きく乱れてはいない。
こういう日は定期的に必要である。一人暮らしの私にとっては。いままで定休日を設けず毎日何かしら働いていた期間はじゃあどうだったのかと振り返るとぞーっとする。確かにあのときゃ家事が追いついてなかった…。気にしていなかった自分が恐ろしい。
こんな生活の歪みはやはり仕事にも影響する。いざというとき生活周りで優先させることが発生し、パッと動けなかったりするからだ。
だから仕事をすし詰めしてはいけない。週一の休みが結局仕事にも幸いすると改めて心得る。
  

8/23(火) つばめ文庫、本日は定休日です。
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8/22(月) つばめ文庫、Openしています。通常営業、19時まで。
※あすは定休日です
※24.25日は臨時休業予定でしたが、営業することにいたします(振替え臨休を来月行う予定です)


#つばめ文庫

さて唐突ですが。角田光代さんを来年1月に鹿児島にお呼びします。
実はその動きを数ヶ月前から始めておりまして、それで最近、角田さんの作品の読書会を進めているのです。
正式な告知をする前に取り急ぎ、一度ここで記しておきます。
ということで、角田光代さん作品の読書会を、さらに加速させてやっていきたい！と思います。
いまからガンガン作品を取り上げていきますね。よろしくお願いします！
  

8/21(月) つばめ文庫、本日は18時半までの開店です。少し早く閉めますがよろしくお願いいたします。
#つばめ文庫


オリンピックは日本勢の大活躍でメダルラッシュである。
それは喜ばしいことであるし、選手たちは頑張っている。敬意を表します。
でも「感謝」ってのは違う気がする。よく選手でもない見ている側が「勇気をもらえました、感謝です」「自分も前向きになれる気がします、ありがとうといいたいです」
などとテレビなどで言っているのを見聞きするが、毎回これに違和感を大いに感じるのだ。
頑張った選手らは、他人のためにがんばってきたわけではない。自分のためだ。
結果、見ている側が感動を覚えても(それは当然だろうし)いいわけだけれど、それを言葉に出していうのは違うでしょう、と。
「おめでとう！」「」すばらしい！」これでいいと思う。
また、敬意を表します、とも書いたが、かと言って人格的に??がつく人も少なくないわけで(運動能力が高いから選出されるわけで、人格で選ばれるわけじゃないだろうし)、全選手にそれはできない。
大好きな高校野球もそうだな。
スポーツの実力と道徳は分けて考えるべきだし、見ている側も手放しに前向きな発言ばかりせず冷静に考えたいところ。  

8/20(土) つばめ文庫、営業中です。本日も19時までです。
#つばめ文庫


※水色部分が店に不在の日時です

甲子園が本日いよいよ準決勝まできましたね。この仕事中の観戦もあと二日となりました。
しかしもうすでに寂しいのです、この甲子園が終わったら、、少しの間テンションが下がりそうです?
でもまた仕事に集中できるからいいかもしれませんが。
とにかくまずは準決勝、気になります。

それで、昨日お客さまと話していたのですが、夏の甲子園。もっと効率よく開催したらいいのにということです。
たとえば、「開催場所を複数の球場を使ってやる」、開催期間が短くなり選手たちの体力の消耗も削減され、さらには応援団も含め滞在費用が浮く。いいことだと思うのですが。また、ほかにもこれに限らず改善できそうな点がいくつか出てきました。
ただ、“伝統の高校野球”ですから、甲子園のみで！そしていままでのやり方を基本に！という意見も多そうなのでなかなか実現も容易ではないのでしょうけど。
近いうちに少し変化しないのでしょうか。いや勝手に話してるだけですけど…　あと二年後、高校野球100周年あたりでいかがでしょうか。  

8/19(金) つばめ文庫、Open。本日も19時までです。
#つばめ文庫


※水色の部分が店舗不在の日時です

知り合いのブログを見ると、だいたい仕事のことを書いてることが多い。そりゃそうだろう。
それに比べるとうちのブログは私事が実に多い。それに関しては恐縮でもあるが同時に、自分らしくもあるのかなと。
でもだからこのブログの閲覧数は伸びがないのかなと思うけど…。商品の紹介が極端に少ないのですね。えぇ、わかっておりますとも。
とはいえ、急に紹介をガンガンし始めてもなんかこう、違う気もするわけで。なのでたまにしていきます。

最近、本当に書かなくて恐縮なのですけども、けっこう値付け・品出しを進めています。
特に新しめの生活雑誌やアート系ムックなど多めですかね。その他、民俗関連や鹿児島に関するもの(特に小冊子系はおすすめ)など、
硬軟取り揃えてみなさまのお越しをお待ちしております。
…うーん、、簡単すぎるかなぁ。。

またノってきましたら、たくさん書きます…！
  

8/18(木) つばめ文庫、本日も19時まで営業しています。
#つばめ文庫


※水色部分が店不在の日時です

書きそこねてた休日録。
15日のお盆休みと翌日の定休日を使って、いろいろした。
墓参りは行ったら花が枯れており新しい花を買いに行ったところ、そこに伯父がいて結局一緒に墓参りをする。
きれいに掃除もした。すっきり。お盆の夕方は風もけっこう涼しく気持ちよく。

おとといは、マリンポート鹿児島(最近ハマっている)に船を見に行く。パナマの巨大観光船が停泊していた。
初めてあの手の船を生で間近で見た。大迫力だった！


船名「MSCリリカ」だったかと。

常連さんとそのお子さんらも見に来られていて、一緒に遊んだり船を眺めたり。のんびり夏の昼を楽しんだ。
その後髪を切り、夜はスイミング。今回は連れ同伴で平泳ぎの正しいフォームを教えてもらう。一気に改善された気がする。実際スピードも上がった。あとはクロールの改良だけだ。別に本格的スイマーを目指してるわけでもないが、もっとラクに気持ちよく泳ぎたいので。

そして昨日は連休明けで仕事が乗らないまま一日が終わってしまった。
連休のこわさはそこかな…?
気持ちを入れ替えてきょう開けてます。  

8/17(水) つばめ文庫、営業しています。19時まで。
#つばめ文庫 @ つばめ文庫 https://t.co/zUT4qj8T1I
  

8/16(火) つばめ文庫、本日は定休日です。
#つばめ文庫
  

8/15(月) つばめ文庫、本日はお盆休みをいただきます。明日は定休日、連休です。よろしくお願いします。
  

8/14(日) つばめ文庫、営業中です。

※明日・あさっては、お盆休み・定休日と連休です。ご承知おきください

#つばめ文庫
  

8/13(土) つばめ文庫、本日も19時までの営業です。
※15日はお盆休みをいただくことにします、急で恐縮ですがよろしくお願いいたします


ゆうべはランニングをした。
初めての場所、かごしまマリンポートでだ。ここは大型外国観光船が寄稿する場所として使われている埋立地。
最近全面オープンし、そのなかに一周1kmのランニングコースがあることを知った。そして最近走ったことがある方が「開放感があって気持ちいい！」と言われていたので、早速行ってみたのである。
確かに開放感にあふれていた。21時までの開園であまり時間がなく3km走るのでいっぱいだったが、また行こう。今度は日中に。大型観光船の寄港と重なるといいなぁなんて考えている。楽しみだ。


28日の読書会に向け、『ノルウェイの森』を読んでいる。主人公、なんかモテモテね。

  

8/12(金) つばめ文庫、営業中です。19時まで。
#つばめ文庫