2016年09月30日
9月30日の記事

9/30(金) つばめ文庫、本日は11時半からの営業です。申し訳ありません。
明日からは告知通り、営業スケジュールが変わります。毎週ごとに営業日をお伝えします。まず最初は10/2.5.6日を開けます。
(また明日以降詳しいスケジュールをお伝えします)
#つばめ文庫
Posted by つばめ at
09:56
│Comments(0)
2016年09月29日
※10月より店舗営業(開店)スケジュールを大幅に変更致します 【重要】
【お知らせ】
つばめ文庫は10月から“営業時間の短縮”を行います
具体的には“不定営業(営業日・時間ともに)”になります。
営業日・時間を特に定めません。ただし一週間ごとに開ける日時をお知らせします。※毎週月曜日をめどに発表します(Twitter、Facebook(店主個人のではなく、つばめ文庫の方)、インスタグラム、ブログにて)
10月から…すなわち、あさってからの実施開始で誠に恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 ★なお、「この日に行きたいのだけど、、」などご予約のご希望があれば先にお伝えいただければ、できる限り考慮いたします!
なお、アップされている10月スケジュールはここに記載されている分は確定しています。
(黄色蛍光塗りつぶし部分が営業(開店)日です)
#つばめ文庫

つばめ文庫は10月から“営業時間の短縮”を行います
具体的には“不定営業(営業日・時間ともに)”になります。
営業日・時間を特に定めません。ただし一週間ごとに開ける日時をお知らせします。※毎週月曜日をめどに発表します(Twitter、Facebook(店主個人のではなく、つばめ文庫の方)、インスタグラム、ブログにて)
10月から…すなわち、あさってからの実施開始で誠に恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 ★なお、「この日に行きたいのだけど、、」などご予約のご希望があれば先にお伝えいただければ、できる限り考慮いたします!
なお、アップされている10月スケジュールはここに記載されている分は確定しています。
(黄色蛍光塗りつぶし部分が営業(開店)日です)
#つばめ文庫

Posted by つばめ at
15:44
│Comments(0)
2016年09月29日
10/2は、読書会です。 角田光代マラソン読書会『かなたの子』
9/29(木) つばめ文庫、本日19時までオープンしてます。

★10/2(日)は、読書会『かなたの子』角田光代 です。14時〜16時。
※スケジュール表は水色部分が店に不在の日時です

上記にもありますが、三日後(10/2)は読書会なのです。ごめんなさい、当ブログに掲載していませんでした。。
フェイスブックでの案内と同じですが、以下の内容です。
角田光代マラソン読書会『かなたの子』 (つばめ文庫)
●日時:10月2日(日) 14~16時
※参加無料
https://www.facebook.com/events/165223070594037/
2017年1月22日の角田光代さん来鹿に向けた、角田さん作品の連続読書会(※読書会=テーマの本を会の前に読んできて、それについて集まった人たちで語り合う会のこと)の一環です。
(連続読書会=マラソン読書会は、月の舟さんと、つばめ文庫の双方で開催しております)
次回のつばめ文庫での開催分がこれです。
14~16時(予定)、お待ちしております。
現在、参加のご表明が2名です。(あと最低2人は参加すると思われますが)
ぜひご参加の方は、ご連絡いただければありがたく存じます。(このブログへのコメントやお電話、メール(k005236@yahoo.co.jp)など)

★10/2(日)は、読書会『かなたの子』角田光代 です。14時〜16時。
※スケジュール表は水色部分が店に不在の日時です

上記にもありますが、三日後(10/2)は読書会なのです。ごめんなさい、当ブログに掲載していませんでした。。
フェイスブックでの案内と同じですが、以下の内容です。
角田光代マラソン読書会『かなたの子』 (つばめ文庫)
●日時:10月2日(日) 14~16時
※参加無料
https://www.facebook.com/events/165223070594037/
2017年1月22日の角田光代さん来鹿に向けた、角田さん作品の連続読書会(※読書会=テーマの本を会の前に読んできて、それについて集まった人たちで語り合う会のこと)の一環です。
(連続読書会=マラソン読書会は、月の舟さんと、つばめ文庫の双方で開催しております)
次回のつばめ文庫での開催分がこれです。
14~16時(予定)、お待ちしております。
現在、参加のご表明が2名です。(あと最低2人は参加すると思われますが)
ぜひご参加の方は、ご連絡いただければありがたく存じます。(このブログへのコメントやお電話、メール(k005236@yahoo.co.jp)など)
Posted by つばめ at
10:11
│Comments(0)
2016年09月28日
9月28日の記事


※スケジュール表は、水色部分が店に不在の日時です
#つばめ文庫
Posted by つばめ at
10:04
│Comments(0)
2016年09月27日
9月27日の記事

が、仕事が満載なので籠って仕事漬けになりそうですが…
#つばめ文庫
※スケジュール表は、水色部分が店不在の日時です
Posted by つばめ at
10:02
│Comments(0)
2016年09月26日
9/11 講演会レポート。

9/26(月) つばめ文庫、Open。19時までです。
※明日は定休日です…
#つばめ文庫
【スケジュール案内 ※水色部分が店舗不在の日時です】

9/11のイベントレポート
この日は、純心女子短大さん主催の子育てに関するセミナーが行われました。
当店も、お子さんに関連するものを中心に、本の出張販売の依頼を受け、行ってまいりました。

しかし私自身、セミナー(講演会)を聴きたく、店番を途中から学生さんにお任せし(失礼しました&ありがとうございました)、
会場内におりました。
講師はベストセラー『嫌われる勇気』を送り出した、岸見一郎さんです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E8%A6%8B%E4%B8%80%E9%83%8E
アドラー心理学の研究者でもあり、それを踏まえた啓発本として非常に人気を博しています。
“子育てには、叱りも褒めもしないことが大事”という非常に興味深いテーマだったのです。氏がベストセラーの著者というのもありましたが、
この話を聴きたいというのもありまして、セミナーを心待ちにしていました。
受講者は100名以上いたようです。子連れのママや年配の方まで幅広い世代の方々がおられました。県民交流センター(全体の会場)の非常に広い会議室(ホール?)でした。
結論から言うと、なかなか実践が難しいな、、実際にはそんな風にできないんじゃないかな、という感想を正直…。
「子どもを一人の人間として敬い“対等に”接することが肝要なんですね。叱るも、褒めるも上から目線になる。なので子どもは…(ここを聞き逃していた気がします… あまりよくない影響がある、ということを言ってましたが)。叱るときは、感情的になるのではなく“言葉で淡々と説明をする”(たとえば「ここで騒ぐと周りの人が話を聞けないから騒いではいけませんよ」などと)。それでいいんです。また、たとえば静かにしないといけないところで静かに最後まで出来ていたとしますね。その場合、やはり褒めてはいけない。子どもはどういう状況かわかっているんです。自然と静かにできている。それを「静かにできたねー、えらいえらい」とすると、かえってわざと泣いたり騒いだりして困らせようとするんですね。
…(中略) やはりひとりの人間として同じ目の高さで接することが子育てに必要です。」
…現在独身でまだ子どものいない私には未経験のことばかりで、周囲の子育て中の知り合いや目にする親子の様子を見ていろいろ思うしかないのですが、この講演の内容を実践するのはいかにも容易でなさそうです。でもいい勉強になりました。
追記・講演会の最後に質疑応答がありました。そのなかのひとつの質問に「怒りについて」がありました。これについても岸見さんの見解は独自でした。
「そもそも怒りという感情はないんですね。これもイライラするというのは何か伝えたいことがあるからなんです。それをきちんと相手に言えばいいんですよ。イライラしてるだけでは伝わらないしいつまでも解決しない。だから伝える。ですから、怒るという行為自体、もともと存在しないんです」という旨。…うーん、私はまだまだそんな境地にはなり得なそうです。。
いろいろ思うことのある講演会でしたが、面白いお話をお聞きすることができました。
純心女子短大のみなさま、お世話になりました、ありがとうございました。
Posted by つばめ at
10:03
│Comments(0)
2016年09月24日
2016年09月23日
なんだか…
最近また全然ブログの更新ができていない…。あ、ちゃんとした記事としてのですね。
公私ともにバタついてる証左になって我ながら情けない…。
最新の情報は、facebookとtwitterで発信するので手一杯のままです。あ、一応ブログでも最低情報はこまめにアップしているつもりではありますが…。それでも昨日はアップし忘れていました。。 早く一息落ち着きたいところです。。
ちょっと商売面で最近は苦労してるのがベースにあるのですが、なんかあんなことやこんなことが多いのですよね。。。自分で自分の首を絞めている状況から脱出しなければ…
公私ともにバタついてる証左になって我ながら情けない…。
最新の情報は、facebookとtwitterで発信するので手一杯のままです。あ、一応ブログでも最低情報はこまめにアップしているつもりではありますが…。それでも昨日はアップし忘れていました。。 早く一息落ち着きたいところです。。
ちょっと商売面で最近は苦労してるのがベースにあるのですが、なんかあんなことやこんなことが多いのですよね。。。自分で自分の首を絞めている状況から脱出しなければ…
Posted by つばめ at
12:51
│Comments(0)
2016年09月23日
9月23日の記事


※明日、あさっては都合により臨時休業いたします
#つばめ文庫
Posted by つばめ at
10:17
│Comments(0)
2016年09月21日
9月21日の記事


★あすは月一恒例、D&DEPARTMENT 立会い販売の日です。(10時半〜19時 予定) ※武岡の店舗は不在です
#つばめ文庫
Posted by つばめ at
10:03
│Comments(0)
2016年09月20日
2016年09月19日
9月19日の記事

#つばめ文庫
Posted by つばめ at
10:05
│Comments(0)
2016年09月18日
9月18日の記事


あすは、マルヤガーデンズ7F
で、Good day さんの2周年記念イベントに出店します!よろしくお願いします!
#つばめ文庫
Posted by つばめ at
10:36
│Comments(0)
2016年09月17日
9月17日の記事

明日14〜16時、角田光代マラソン(連続)読書会『空中庭園』やります。未読の方も見学OK、ぜひ!
#つばめ文庫
Posted by つばめ at
10:05
│Comments(0)
2016年09月16日
角田光代『空中庭園』読書会は明後日!+ 村上春樹トークショー(第3回)

9/16(金) つばめ文庫、Openしてます。19時までです。
あさって日曜日は、角田光代マラソン読書会『空中庭園』です。ぜひご参加を。…(14〜16時)読んでなくても見学参加OKですよ。参加くださる方は連絡いただければありがたいです。
#つばめ文庫
↓営業予定です ※水色部分が店に不在の日時です

(村上春樹さんらのトークショーの続きです)
続きまして、都築さんです。(ダシャレを言おうとしてしたんじゃないですよ、こういうことってありますよね? 意図してないのにダジャレになってしまうこと…)
もう、なんといっていいやら… 村上春樹さんを食ってしまいそうな内容の濃ゆい(九州弁です=濃い)お話でした。
そう、都築響一さんと言ったら、日本国内、いえ世界をまわっては奇妙なもの(ご本人曰く“知られざるアート”)を調査しては紹介しまくるという、隠れ文化の伝道師および編集者さんです。今回は、九州における変わったモノ・人の紹介をたっぷりしてくださいました。
「九州といえばですね~、もうほんとに珍妙なものの宝庫なんですよね~。いちばんそれが顕著なのが佐賀県ですね、はい。そして次に…宮崎、それから熊本、とくる感じで、そうですね、だいたい宮崎と熊本がいい具合に竸っていますが、わずかに宮崎のほうが上かな…」と。
そして、その熊本の変わり種を早速スライドで紹介スタート。
「いま、熊本といえば、このおばあちゃんですよ、熱いのが!」と言って出てきた画像が… 80歳代のおばあちゃんが車に轢かれている写真!! いやもう、会場大爆笑ですよ!なぜか? そう、これは「自己表現をしてください」というテーマに基づいた写真だったからです。
自分のスタンスを把握?(失礼ですかね?)されているのがすごい。二枚目なんて、“ゴミ袋に入れられて庭に捨てられている本人”ですよ?!
誰がこんな自己表現をしますか!? ちなみにこれが地元の美術館で展示されたらしですが、そのとき苦情・批判が殺到したそうです。ひどい!と…。それで、慌ててご本人が「これを撮ったのは私自身です!本当です!」と説明を行ったのだとか…。
ほかにも次々、自虐的なものや自分が仮装したオモシロ写真が続々。しかし、なかなか秀逸な作品が目白押しのこのおばあちゃん、実は初めてカメラを持ったのも数年前だったとか。すごいですねぇ。人間、始めるのに歳は本当に関係ない、これを地でいってます!
その後も九州の珍スポットを次々に紹介。筑豊・飯塚のロードサイドにあるという、「24時間ソフトボール大会」。これは何かといいますと…
使われていない田んぼにユニフォームを着せたかかしを並べて、まるでソフトボールの試合をしているかのように見せた作品(?!)です。24時間突っ立ったままなので、このネーミングなのですが、、これ、実際に試合が動いているのです!
どういうことか? つまり、そこに立ち入った人がかかしの位置やスコアボードを動かして、試合を進めていくのです。誰もが?勝手にそこに立ち入って試合を好きなように展開してけるのですよ!笑 もう、めちゃくちゃでしたよ、30-0みたいなスコアにさせられてました(正確には失念しましたが)。 これらは地元の…(以下略)
ほかにも、北九州市の過激すぎる成人式の様子や人々を取材しまくった写真(もはやほんとにアート!)や、いまなお根強く?残る暴走族の改造した迫力のバイク写真、そして爆音を使って演奏する本格的な?曲の記録などなど… 長々と続いていくのでした…。
でも本人曰く、「いちばんやりたかった秘宝館の話はもう時間オーバーでできませんでしたね…」。
いやぁ、参りました。脇で、村上春樹さんも吉本由美さんもずっと爆笑してましたよ。
そんな都築さんの作品?展が、福岡で開かれるそうです。ぜひお時間ある方は行ってみられてはいかがでしょうか。
↓これです
2016/10/1(土)~10/30(日) 10~20時 場所:三菱地所アルティアム(イムズ8F)
入場料:400円

Posted by つばめ at
10:12
│Comments(0)
2016年09月15日
2016年09月14日
【告知】10/25(火)~11/6(日) は「維新ふるさと館古書店」実施します!
9/14(水) つばめ文庫、10時Open。本日は18時までです。


10/25〜11/6 の期間、維新ふるさと館で画像のイベントを行います。鹿児島の郷土本が一斉に展示販売されます!ぜひ、お越しください。
硬い本ばかりでなく読みやすいものも多数あります。楽しいですよ!ぜひ!
#つばめ文庫


10/25〜11/6 の期間、維新ふるさと館で画像のイベントを行います。鹿児島の郷土本が一斉に展示販売されます!ぜひ、お越しください。
硬い本ばかりでなく読みやすいものも多数あります。楽しいですよ!ぜひ!
#つばめ文庫
Posted by つばめ at
09:54
│Comments(0)
2016年09月14日
村上春樹さんトークショー続き。 ★村上春樹ファンはぜひお読みください
おはようございます。
先日は話が途切れたままでした。
村上春樹さんのお話の続きです。


さて、村上春樹さんがついに二階からおもむろに登場!
場内が一斉に息を飲むのがわかります。静かな興奮がしかし確実に伝わってきました。
で、一瞬にして拍手の嵐が巻き起こります。そのまま登壇。
「こんにちは。」これが第一声だった…かな。急に記憶が曖昧に。

私、いちばん前の、しかもど真ん中の席ですからもう目と鼻の先に村上さんがおられて、大興奮ですよ!
もともと大ファンでもないのに、こんなところにいて恐縮です、ほんとに。。
村上春樹さんはこうやって実在するのです!
「もともと私たちは、三人で東京でサークルのような集まりをやっていました。でも吉本由美さんが熊本に帰郷されて、
いつのまにか自然消滅していたわけです。ふと熊本に行くことになり、じゃあということで都築さんに声をかけて、熊本でこのサークルの再会を果たそうと、そんな感じです。それで少し前に熊本に来て吉本さんの案内であちこち回りました。…そのけっこうすぐ後に大地震が発生して、、。それで熊本のことを考え、今回の“するめ基金”を立ち上げたんです。復興に役立ててもらおうと。けっこうな金額が貯まりました。ありがとうございます。まだ使い道を考えていないのですが…。それから、あの我々が訪れたスポットもどんな風になってしまったのだろうか、と気になっていました。そこで今回熊本に再来することにしたのですけど、ただ行くだけではなんなので、この三人でなにかさらに役立つことはできないかと、今回のトークショーなどの集まりを考えたのです。ということで、この会の参加費も基金に回します」
と今回の趣旨のお話が。基金は莫大な額が集まったのでしょうが、これから使い道を考えるということで見守っていきたいところです。
そして、「ということで、何か芸をしないといけないのですが、私は特にこれといってできることがないので、朗読をしようかと」と言い、
朗読が始まりました。
短編小説を二篇朗読されました。一作目が「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」、二作目が「鏡」、ともに初期の短編集『カンガルー日和』のなかの作品です。
…いやぁ、よかったです。朗読中の間の取り方、途中で紙コップの水を飲む仕草(音を立てずにそっと扱う)、そして身振り手振りを多めに交えて読み進めるスタイルが斬新でした。一作目は、いまでもこの作品が好きです、と言われることが多いそうです。ご本人も好きだそう。二作目は、何か怖い話を書こうとしたがあまり怖いものにならずでした(苦笑)、ということでした。(…が私には十分こわかったです)
以上、村上さんのソロコーナーはこれで終わりました。
追記・途中、こんな話もされました。
「人の心を動かすことができるのが小説を書くうれしさですね。もちろん動かせないこともあるけれど。で、いろいろな感想をいただきますけど、特にうれしいのがフィジカルな感想です。たとえば、“村上さんの作品を読んでいるとやたらにお腹がすきます”とか“やたらにビールを飲みたくなります”とかですね。笑 もちろん、“人生が変わった”とかでもいいんですけど、それは実感がわかないんです」
次は都築さんのオモシロ話です(次回に続きます)
先日は話が途切れたままでした。
村上春樹さんのお話の続きです。


さて、村上春樹さんがついに二階からおもむろに登場!
場内が一斉に息を飲むのがわかります。静かな興奮がしかし確実に伝わってきました。
で、一瞬にして拍手の嵐が巻き起こります。そのまま登壇。
「こんにちは。」これが第一声だった…かな。急に記憶が曖昧に。

私、いちばん前の、しかもど真ん中の席ですからもう目と鼻の先に村上さんがおられて、大興奮ですよ!
もともと大ファンでもないのに、こんなところにいて恐縮です、ほんとに。。
村上春樹さんはこうやって実在するのです!
「もともと私たちは、三人で東京でサークルのような集まりをやっていました。でも吉本由美さんが熊本に帰郷されて、
いつのまにか自然消滅していたわけです。ふと熊本に行くことになり、じゃあということで都築さんに声をかけて、熊本でこのサークルの再会を果たそうと、そんな感じです。それで少し前に熊本に来て吉本さんの案内であちこち回りました。…そのけっこうすぐ後に大地震が発生して、、。それで熊本のことを考え、今回の“するめ基金”を立ち上げたんです。復興に役立ててもらおうと。けっこうな金額が貯まりました。ありがとうございます。まだ使い道を考えていないのですが…。それから、あの我々が訪れたスポットもどんな風になってしまったのだろうか、と気になっていました。そこで今回熊本に再来することにしたのですけど、ただ行くだけではなんなので、この三人でなにかさらに役立つことはできないかと、今回のトークショーなどの集まりを考えたのです。ということで、この会の参加費も基金に回します」
と今回の趣旨のお話が。基金は莫大な額が集まったのでしょうが、これから使い道を考えるということで見守っていきたいところです。
そして、「ということで、何か芸をしないといけないのですが、私は特にこれといってできることがないので、朗読をしようかと」と言い、
朗読が始まりました。
短編小説を二篇朗読されました。一作目が「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」、二作目が「鏡」、ともに初期の短編集『カンガルー日和』のなかの作品です。
…いやぁ、よかったです。朗読中の間の取り方、途中で紙コップの水を飲む仕草(音を立てずにそっと扱う)、そして身振り手振りを多めに交えて読み進めるスタイルが斬新でした。一作目は、いまでもこの作品が好きです、と言われることが多いそうです。ご本人も好きだそう。二作目は、何か怖い話を書こうとしたがあまり怖いものにならずでした(苦笑)、ということでした。(…が私には十分こわかったです)
以上、村上さんのソロコーナーはこれで終わりました。
追記・途中、こんな話もされました。
「人の心を動かすことができるのが小説を書くうれしさですね。もちろん動かせないこともあるけれど。で、いろいろな感想をいただきますけど、特にうれしいのがフィジカルな感想です。たとえば、“村上さんの作品を読んでいるとやたらにお腹がすきます”とか“やたらにビールを飲みたくなります”とかですね。笑 もちろん、“人生が変わった”とかでもいいんですけど、それは実感がわかないんです」
次は都築さんのオモシロ話です(次回に続きます)
Posted by つばめ at
09:36
│Comments(0)