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Posted by チェスト at

2016年01月31日

1月31日の記事

1/31(日) 紙バカジャンク市、始まるよ〜! 10〜16時までです。みんなけっこうバタバタと準備しかた(鹿児島弁)笑!
  

Posted by つばめ at 09:59Comments(0)

2016年01月30日

★紙バカジャンク市★ あす!!

あすは【紙バカジャンク市】出店です!

会場の林ビル https://www.google.com/maps/place/%E6%97%A5%E6%9C%AC,+%E3%80%92892-0841+%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6%E5%B8%82%E7%85%A7%E5%9B%BD%E7%94%BA%EF%BC%92+%E6%9E%97%E3%83%93%E3%83%AB/@31.591825,130.549767,19z/data=!4m2!3m1!1s0x353e6755be31fd71:0xc1b4ce2bd4e38890?hl=ja-JP とここでのイベントには思い入れがあります。約5年9か月前、つばめ文庫を開業する3日前に、初めての、店の宣伝がてらの営業をさせていただいたのです。いわば原点です。感謝!

…さてさて、車に積み込み終えた、あす出品するものを撮影してアップしようとしましたが、もう真っ暗で写りそうにないので、、まぁ自分のミスなんですが、、 古~い絵葉書、映画・鉄道などのポスター、昭和一桁大の代の古新聞、古チラシなどの古本屋に眠る紙モノを、【100円均一】で大放出します! 10~16時、お待ちしてます。

紙箱を使ったおもしろワークショップや、紙バカフェなるカフェも登場するとのことで、、かなり楽しめるかと!!! ぜひ!

https://www.facebook.com/紙バカジャンク市-1629034424023781/ ←コピーペーストしてください

  

Posted by つばめ at 19:19Comments(0)

2016年01月30日

2月の営業スケジュールご案内。

★スケジュールを更新しました!
【1/30付 営業スケジュールご案内】
2月の営業スケジュールです。火曜定休(+不定休)、始まります。

※何も記載がない日が通常営業(10~19時)予定です
※変更ありえます。随時お知らせしますが急変時はご容赦くださいませ



  

Posted by つばめ at 12:19Comments(0)

2016年01月30日

取り急ぎ。 ★あすはイベント出店です!


1/30(土) 開店しています。本日も19時まで! 

★あすは「紙バカジャンク市」です!
照国町・林ビル(国道10号線・エルセルモ鹿児島 と 平之町交差点ロイヤルホストの中間あたり)までお越し下さい!10~16時まで。紙箱ワークショップや「紙バカフェ」など変わった企画も!?

【駐車場のご案内】

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=547716805390535&set=pcb.547716935390522&type=3&theater  

Posted by つばめ at 10:36Comments(0)

2016年01月29日

存在感。 -京極夏彦の文庫-


迫力ありますよねぇ、京極夏彦氏の文庫たち…。
作品は読んだことないのですが、映画は観ました、「姑獲鳥の夏」と「魍魎の匣」。
本は…手ごわそうで手をつけられません…。。  

Posted by つばめ at 17:21Comments(2)

2016年01月29日

“学び”≒娯楽 の時代があった?!

読書しない人が増えているのではなくて、根本的に「学ぼうとする姿勢」を持つ人が減っている、それに気づいた。
昨夜のブックオフで購入した一冊の本を読んでいてピンと来たのだ。齋藤孝 著の『なぜ日本人は学ばなくなったのか』がその本。
日本人の元来持っている、勤勉実直さ。これが80年代を境に一気になくなっていったという。つまり、高度成長期の円熟期に入ってきたあたりからになる。(私は1981年生まれなのでなんか複雑な心境でもある…) 考えてみれば、その頃からだろうか、テレビなどの娯楽は完全に行き渡り、ファミコンのブームもやはり同じ年代だなぁ。これと同時期に、いままでの「学ばねばならない」という国民性は徐々に崩れ、「みんな遊べばいいじゃん・堅苦しく勉強する必要なんてないよ」という風潮になってきたのだとか。

思い当たることはある。お店をしていると、実に多くの人に「この人勉強してるなぁ」とか「いろいろ詳しいなぁ」という感情を抱くのだが、
やはりみんな純粋に本を読んでいる・読みまくっていることがベースにあるんじゃないかと考えるのだ。それはひとえに「このことをもっと知りたい!」という“自発的な”動機があるのだろうと思う。そして、日本人は高度経済成長が円熟する前まではその気概をある程度みな一様に持っていたのでは? (少なくとも現代よりはずっとそういうスタンスの人が多かったのでは?) なぜなら、本当に、実に多くの方が各方面の深い知識を有しているからだ。その中には年上の方がそりゃ多いのだけど、やはりいまの自分たちと同じ年代だった頃の勉強量=読書量がまったく違っていたのだろうな(しかもそこには「勉強している」という意識もなかった人も多い気がする)。
私などは、古本屋を始めて、やはり多くの方と触れ合うことで刺激され、「学ばなきゃ!もっと知りたい!!」という欲求に突き動かされたたちで、それまでの自分がうしろめたいし、もったいなかったなぁ…という思いをかなり抱く。大学時代、あんなに勉強する機会が転がっていたというのに。それに気づかない、あるいは気づけない時流があったと思う。(だから学んでた人は逆に大差をつけることができたともいえそう…→後述に関連)
80年代以前の学びスタイルがうらやましい、と言っては「そりゃお前が自発的に本を読まなかっただけだろう!」と言われてしまうだろうけど、やはり時代の違いもあるんじゃないかなぁと考える。80年代以降に“喪失した学びへの気概”はやはり娯楽の多様化の影響があったのか、、

ちなみに、だからなのかもしれないが、若手や同年代の常連さんにも非常に知識や洞察が深い方がおられるのだが、その方々は年上の世代よりもさらに眩しくて仕方がないのである。
でもいまからだって遅くない、と奮い立たせて…というのは嘘で、心から楽しみながらアレコレと深めていってます。自発的な学びはやっぱり何事にも変えられない喜びがありますもの! …でも岩波文庫、、過去の名作がたくさん詰まってますが、あれ、正直言って手ごわいです。。。(あー言ってもうた、恥ずかしい…) 挫折した作品ばかりなんですよね…。。。

【追記】
まだほんの序盤までしかいない段階でこの文章を綴ってしまいましたが、私としては意外な気づきだったので先走って記事にしました。
いったん書いたあと、少ししてゆうべ寝る前に読んだ内容がまた少し蘇ったので追加します。

学ばない世代は現代に近づくにつれ、ますます増えていっているとのこと。最大の理由は、インターネットの普及。これにより、知識を得るのにコストがほぼ必要なくなてしまった。本などを“買って”読む必要性も大きく減り、知らないことはすぐ検索すれば事足りるようになった。これがコスト削減だけでなく、知識を自然と欲する気持ち・楽しみ・喜びもなくしてしまった、と。納得した。
さらにそれが教養を持たぬ人をたくさん生み出している。それは教養だけでなく、日本人の心そのものの喪失でもある。
学ぶ気持ちが薄くなる=教育を施すものへの礼儀・尊敬の念も消え、そこには人を敬う気持ち自体が薄れている。人を敬わないと傍若無人になっていく…。かくして社会のレベルも下がり…  と負の連鎖になっていく、とあった。わかる気がした。街場での道徳心の欠如は私も常日頃からしょっちゅう思い煩っていることばかりだ。。

あと、学ばない人は向上心がない・生きる楽しみもない、というのも頷く。新しくものごとを知るのはメチャクチャ楽しいですよ!ほんとにそう思うのですが。。 本も(漫画や新聞、雑誌ももちろん含め)読まない、映画も見ない、美術館・博物館にも行かない、音楽も聴かない、旅行にも行かない… あまり周囲にそんな方がいないのでわかりませんが、そういう方は“新しく知る”欲求は疼かないのかなぁ?? とどうしても考えてしまいます。

…普段の私自身の思考が如実に反映されている本だったのでかなり私見も書きました。

【追追記】
さらに、本棚の整理・品出しをしていたらあまりにもタイムリーな本がお目見えしたのでここに紹介します。
“読書と教養”について、じっくり述べてあります…。思わず立ち止まって読み込んでしまいました。

  

Posted by つばめ at 15:44Comments(0)

2016年01月29日

本日10時半~ 開店です。

1/29(金) 本日は10時半の開店です!19時まで開けます、よろしくどうぞ~。
  

Posted by つばめ at 09:52Comments(0)

2016年01月28日

独り言と、商品紹介(たまには…ね)!

好きな納豆は熊本のマルキン食品の「つゆだく納豆」です。人気商品のようで、わりと在庫がない日が少なくない気がします。
スーパーに買いに行ってなかったときは少なからずショックを受けます(実話)。

昨夜は、知人と約9km走りました。人と練習するのはこれで2回目です。コースに飽きた、、と言っていたら、じゃあ一緒におすすめのコースを走ろう!と声をかけていただきまして、その実践でした。やはりね、人と走ると時間があっという間に過ぎて、非常に気軽&気楽です。今後は誰かと練習するのもアリですね。もっと試していきます。

たまにはちゃんと商品の紹介も!
最近、人気のかごしまモノをある程度まとめて仕入れました。(=「かごしま文庫」シリーズ、児童向け教材シリーズ(昔話・伝説など))
特におすすめは、かごしま文庫の『古地図に見る かごしまの町』ですかね。ぜひお手に取ってご確認ください。



  

Posted by つばめ at 18:18Comments(0)

2016年01月28日

営業スケジュール。 ★1/31(日)は 紙バカジャンク市 !

本日も開店しています、19時までです。

【1/28付 営業スケジュールご案内】
※何も記載がない日が通常営業(10~19時)予定です
※変更ありえます。随時お知らせしますが急変時はご容赦くださいませ

★1/31(日)は、紙バカジャンク市 です!(場所:林ビル(照国町))
2回目の開催・参加となりました!古本屋としては当店と古書リゼットさんが参加します。
チラシに書いてあるように、紙に関する商品やオリジナル企画が目白押しですよ!ぜひ!!

  

Posted by つばめ at 10:26Comments(0)

2016年01月27日

火曜定休+不定休 に決めました!2月より施行します!

決めました!火曜日を定休日にします!

…唐突ですが、ここしばらく考えた結果です。
これは仕事を休みたいというより、仕事以外のやるべきこと・したいこと・やらねばならぬことをやるためです。
前書いたとおり、いちばんは「ランニングのまとまった練習時間確保のため」、です。これまでのとおりなら、いつまでたっても本格的な練習ができませんから、一日まるまる使える日を設ける必要があります。それが大きな理由。
ほかにも、やはり「教養をつけるため」や「家事・身の回りの雑事をこなすため」などもあります。もちろん「休んでメリハリをつけるため」もあります。 これで集中して、趣味および教養付けにもなる史跡巡りや、読書もガッツリできるはずです。家事や雑用も溜まる前に片付けられそうです。(少なくとも可能性は上がります)
あと、恐縮ですが、それでも出張や急用などによる臨時休業や計画休業はありえますので、「不定休」は変更なしです。 

従いまして、今後はタイトルのとおり、「火曜定休+不定休」でやっていきます。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

【1/27付 営業スケジュールご案内】
※何も記載がない日が通常営業(10~19時)予定です
※変更ありえます。随時お知らせしますが急変時はご容赦くださいませ

1/31(日)は、紙バカジャンク市 です!(場所:林ビル(照国町))
2回目の開催・参加となりました!古本屋としては当店と古書リゼットさんが参加します。
チラシに書いてあるように、紙に関する商品やオリジナル企画が目白押しですよ!ぜひ!!

  

Posted by つばめ at 11:53Comments(0)

2016年01月27日

1月27日の記事

1/27(水) 本日は11時から営業します。よろしくお願いします。取り急ぎお知らせです。
  

Posted by つばめ at 09:26Comments(0)

2016年01月26日

角田光代と打合せ。

角田光代さんにまつわるトークショーをやることになりました。
場所は天文館の「月の舟」。ご存知の方も多数いらっしゃることでしょうが文学好きが集うサロンですね。
ここに理事長御夫婦より直々にお誘いいただきました。感謝申し上げます。
(今朝はその打ち合わせに行ってきたのです)

角田光代。好きです。
いままで読んだのは『さがしもの』、『対岸の彼女』、『空中庭園』、あと、エッセイが1.2冊ほどですね。
この方の作品、非常に小気味良いのです、テンポも文体も。けっこう淡々と、わかりやすい文体で書かれている印象です。それなのに生々しい毒や痛いトゲを秘めていて、人間の怖さを確実に醸し出してる―。そんな作品が少なくないのではないでしょうか。
初めて読んだ『さがしもの』は短編集。古本と旅がテーマということで、人に紹介とおすすめをされた作品なのです。
これは明るかったですね。不思議な話でした。(詳しくは読んでみてください) あ、、でも、タイトルの『さがしもの』以外の短編はあまり覚えてないか…。ダメですね。。
また、この方は、小説だけでなくエッセイもほんとに面白くてサクサク読めるものが多く、特に好きなのが“旅モノ”です。
旅好きで、世界中あちこちでかけるんですよ、この方。なのになのに!非常に方向音痴で、毎回毎回必ず迷うのです、、それが面白おかしく書いてある! そんなところも好きです。あとあと、、仕事に対するスタンスも… って挙げていったらキリがないのでこの辺で…。

あ、でもまだ肝心な代表作『八日目の蝉』を読んでなかった!まずはそこからリスタートします。

理事長とみたけきみこさんとトークショー、非常に楽しみです。
日時は、4月3日(日) 14~16時。 また近づきましたらお知らせします。どうぞよろしくお願いします。

角田光代さん(ウィキペディアより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%92%E7%94%B0%E5%85%89%E4%BB%A3  

Posted by つばめ at 16:44Comments(0)

2016年01月26日

取り急ぎ。やってます。

12時半を過ぎてしまいましたが、さきほど店を開けました!おまちしております~。
きょうは朝イチから仕事で街をけっこう歩きました。雪上がり?の街と人の風景、新鮮でした。歩くとそんなに寒くないですし、むしろ気持ちよかったですよ!

  

Posted by つばめ at 12:51Comments(0)

2016年01月25日

大雪、みなさんはいかがですか? ※あすは午後からの営業予定です

こんばんは、つばめです。
きょうはお店を通常どおり開けておりました。雪はまだたっぷり残っている状況でしたが普段と同じくらいの数のお客さまが
いらっしゃいました。ありがとうございます。

昨日は私、ある程度の食料品や作りおきの料理を抱え込み、一日中外に出ないつもりでしたが、なんとお米の在庫が尽きておりまして、、
結局近くのコンビニまでお米だけ買いに行ったのです。(その途中の景色が昨日の写真です) それ以外はずっと出かけなかったのですが、たまにはできることが強制的に限られてしまう、こんな大雪の日もいいなと、変な話ですがそう感じてしまいました。店内で仕事を進めたりもしましたが、やはり読書がはかどったのがよかったです。でも、やはり南国で慣れていませんし、長期間はきつくなってきますね。今夜もこれからプライベートタイムですが、大量に残っている雪の手前、基本的に外出できない(しにくい)ことを考えると、少し窮屈でもあります。でもまたたっぷり読書、楽しみです。何をどこまで読もうかな~。

あす1/26(火)は、午前中打合せで外出します。12時~の開店予定です。

【1/25付 営業スケジュールご案内】
※何も記載がない日が通常営業(10~19時)予定です
※変更ありえます。随時お知らせしますが急変時はご容赦くださいませ

あす1/26(火)は、午前中打合せで外出します。12時~の開店予定です。
★1/31(日)は、紙バカジャンク市 です!
2回目の開催・参加となりました!古本屋としては当店と古書リゼットさんが参加します。
チラシに書いてあるように、紙に関する商品やオリジナル企画が目白押しですよ!ぜひ!!   

Posted by つばめ at 19:58Comments(0)

2016年01月25日

1月25日の記事

つばめ文庫、開けました。営業してます。が、周辺の道はアイスバーンです、ご安全に。。
  

Posted by つばめ at 10:04Comments(0)

2016年01月24日

南国の豪雪。+営業スケジュールご案内(更新しました!)

西日本一帯でゆうべから大雪ですね。
鹿児島でも5年ぶりの大雪ということで。あの元日を思い出します。4年前の元旦、カーテン開けたら…ものすごいキラキラの世界が。
あれ以来なんですけど、やっぱり月日の流れるのは早いですよ、ほんと。

きょうは迷ったのですが、臨時休業にしました。誰も来れないんじゃないかと勝手に判断したのですが、それでも私は中で仕事をしてますし、来れる方は自己判断でいらっしゃるのなら開けてもよかったのかなぁ、、とも思っています。。でもやはり帰れなくなったら困るでしょうし、それを考慮すると「開いてます!どうぞ~」なんてなかなか言えないんですよねぇ… 
とりあえず迫ってくる明日はどうしましょう、、たぶんきょうより激しそうですが。。

あすは一応、店主は中で仕事しますので、来れる方は“自己責任で”お越しください、、ってな感じでよろしいでしょうか?
よ、よろしくお願いします… 


きょうの昼、少し外出した際の近所の公園の様子です。吹雪でしたがほのぼの~。

【1/24付 営業スケジュールご案内】
※何も記載がない日が通常営業(10~19時)予定です
※変更ありえます。随時お知らせしますが急変時はご容赦くださいませ

1/26(火) 午前中打合せで外出します。12時~の開店予定です。
1/31(日)は、紙バカジャンク市 です!
2回目の開催・参加となりました!古本屋としては当店と古書リゼットさんが参加します。
チラシに書いてあるように、紙に関する商品やオリジナル企画が目白押しですよ!ぜひ!!

  

Posted by つばめ at 17:57Comments(0)

2016年01月24日

1月24日の記事

おはようございます。本格的な雪ですね。つばめ文庫は本日臨時休業いたします。
  

Posted by つばめ at 09:51Comments(0)

2016年01月23日

謎。 -本日の南日本新聞より-

古書リゼットの店主・安井さんの個人フェイスブックに、南日本新聞に掲載された神保町の古書店・書肆ひぐらしさんのエッセイが紹介されていた。これが非常に興味深い。

昨年、加治屋町の維新ふるさと館で行われた、古書祭りでの歴史愛好家のお客さまのとのやり取りをベースに書かれたものだ。
タイトルは「私の西郷隆盛紀行」で、そのテーマは、「川口雪篷(せっぽう)=大塩平八郎 説」である。川口雪篷は西郷にとって沖永良部島時代に知り合い意気投合した書の先生であり、西郷が鹿児島に帰ったのちも西郷の家に同居していた陽明学者。他方、大塩平八郎は、天保時代、飢饉で苦しむ大坂の民衆のために武装蜂起して立ち上がった人物で、やはり陽明学者だ。
しかし…このふたりが実は同一人物だなんて、、聞いたこともなければ読んだこともなかったのだが、ひぐらしの有馬さんは、これを古書祭りのときにお客さんと話をしており「なるほど、言われえてみれば確かにそうかもしれませんね…」と話していたのだった。で、それを小耳にはさんだ私もとても気になり、早速自分で調べたのだが、その範囲では何もその情報の真偽の欠片を得られなかったのである。
それがここにきて再び紙面を飾っている。それによると、そういう説はもともとあったらしいが…。確かに新聞に書いてある「(川口の出身地である)種子島には大塩平八郎の史跡がある」というのは非常に気になるところではある。…果たして真相はどうなのか。

西郷は大塩平八郎を尊敬しており、その代表著作『洗心洞箚記(せんしんどうさつき)』を所持していた。民衆のために動いた西郷らしいといえる。
他方、川口は西郷の死後、西郷の家を守り抜いており、そこを訪れた頭山満(西郷を非常に尊敬していた人物)に「これが西郷の読んでいた本だ」と『洗心洞箚記』を貸出した。それを執筆した人物が実は川口本人だったというのだろうか? 
二人の生没年は、大塩が1793~1837年、川口が1819~1890年。うーん、、まず年代が合わない。ただ、大塩は大坂で乱を起こして失敗、最期自殺に追い込まれるが実はその死体は本人か識別不可能だったらしい。ということから、実は生き延びていたという説もあるのだ。ということは、その後、鹿児島(沖永良部島?あるいは当初は種子島?)にこっそり逃げ延び、そこで川口雪篷と名乗って別人となって生き続けたのか…? 確かに自分が書いた本を西郷が持っていたら「話のわかる人物だ」と信頼し、ともに生きたという可能性もなくはない。しかし一般的な二人の経歴を比べるに(もちろん当たった資料はまだ少ないが)江戸と鹿児島(沖永良部島・種子島)にゆかりのある川口と、大坂の大塩。場所もだいぶ異なるがそれは川口となった大塩が鹿児島(種子島・沖永良部島)で生き延びたからだと仮定するとして、問題は生没年だ。没年は大塩の長生きということで整合が仮につくとしても、生年についてはどう解釈するのか? 川口の生まれた年はもともと架空ということになってしまうのではないか??(種子島“出身”ということもだ) そして大塩が川口になったタイミングが皆目検討がつかないし(前述のとおりそれまでの川口の存在はどうなるのかという謎があるため)…。   いやはや、謎は深まるばかりなのだが…。

ひぐらしの有馬さんとその見解についてじっくり話したいところだ。  

Posted by つばめ at 16:00Comments(2)

2016年01月23日

本日18:45閉店です。+【紙バカジャンク市】のお知らせ!

1/23(土) つばめ文庫、開店しています。 
本日は18:45の閉店です。

【1/23付 営業スケジュールご案内】
※何も記載がない日が通常営業(10~19時)予定です
※変更ありえます。随時お知らせしますが急変時はご容赦くださいませ

★1/31(日)は、紙バカジャンク市 です!

2回目の開催・参加となりました!古本屋としては当店と古書リゼットさんが参加します。
チラシに書いてあるように、紙に関する商品やオリジナル企画が目白押しですよ!ぜひ!!  

Posted by つばめ at 10:11Comments(0)

2016年01月22日

仕事の進捗状況。

店内の棚に並んでいるなかで、値札が長期間にわたってついていない本の値札付けが進んでいます。
この作業の辛い?ところはいくら進んでも傍目には変化がないことです。時間をかなりかけてやっているわりには見映えが変わらないのが少し虚しい…と言ってしまいそうですが、同時に本の仕分け作業も行っており処分にまわすものは棚から抜いていっていますので、少しは変化があって救われている?感じです。
この間引き的作業により空いたスペースに、これまで詰めることのできなかった本をどんどん組み込んだり、配置替えを行ったりしていますので、パッと見の変化がなくても、常連のみなさまには棚をじっくりみていただければ変化が感じられるかとは思っています…。
明日もこの作業の続きをやります。 

噂では週末、強烈な寒波が襲来するということですが、、温かい店内とアツイ本たちがみなさまのお越しをおまちしておりますので!
  

Posted by つばめ at 19:44Comments(0)