2017年08月26日
※本日は17時までです。。 ★エッセイ→民俗入門(自分に対して)・「宮本常一」編。
8/26(土) #つばめ文庫、営業中です。本日は都合により17時までの営業です。申し訳ありません。。
★明日はD&Dさんでの立会い販売です!(店舗終日不在)
【商品のご紹介】

これも民俗の本と言って…いいのでしょうね。コワイです。世界にはこんなに伝説があるのね、、 人食いとかやめて、、、
【営業スケジュール】

本に囲まれた暮らしをしている。店もそうだがここではそのことではない。自宅においても、ということだ。寝床周りにもたくさん本が散乱しており、つい手を伸ばす習慣がある。多くの人がスマホに何気なく触りまくるように。
その習慣の一環で最近手に取ったのが民俗学の入門書だ。少し読んだらまた他ジャンルの本に手を伸ばしてしまうなか、やはり民俗の本だけは違った。好きなんだなぁ、しみじみ思う。
そこで一度は読んだがまたじっくり読み返しているのが、最近このブログに綴っている内容の本である。
今朝は宮本常一と瀬川清子の節に進んだ。
宮本常一、つばめ文庫が「旅の古本屋」を名乗った当初の頃から馴染みのある人物である。それは〝旅の巨人〟と称されており、実際に全国を回りながら民俗の聞き書き調査を行っていたからだ。
しかし、実は柳田國男のほうが全国を旅した頻度は高かった。ではなぜ〝旅〟の民俗学者と言われるのか。
それは、実際に宮本が全国のいわゆる僻地に赴き、そこの生活を改善するための動きを身を以て実践し続けたからではなかろうか。
たとえば離島に行きそこでの生活に触れたのち、全国の離島の活性化を図るための会の長になったのがその一例だ。
また、学者になっても郷里での農作業を続けるため、東京と周防大島を何度も往復しており、その農作業の経験が全国の農業技術の向上へとつながる(具体的には道具=民具の活用の研究)事例もある。
とにかく、全国(実は特に西日本)をあちこち移動しながら気づき得たものを、ダイレクトに実生活の向上に役立てようとしたからだろう。
しかも学問学問した体でなく、誰にでもわかるような言葉遣いでその研究成果を説いていったのだという。
宮本常一には著作もたくさんあり、なかには未完のものもある。その人柄を噛み締めながら、どんどん読んでいきたい。
しかし、〝旅と民俗〟どうしてもそそられずにはいられないテーマだ…。
やはり店に反映したいよなぁ。
★明日はD&Dさんでの立会い販売です!(店舗終日不在)
【商品のご紹介】

これも民俗の本と言って…いいのでしょうね。コワイです。世界にはこんなに伝説があるのね、、 人食いとかやめて、、、
【営業スケジュール】

本に囲まれた暮らしをしている。店もそうだがここではそのことではない。自宅においても、ということだ。寝床周りにもたくさん本が散乱しており、つい手を伸ばす習慣がある。多くの人がスマホに何気なく触りまくるように。
その習慣の一環で最近手に取ったのが民俗学の入門書だ。少し読んだらまた他ジャンルの本に手を伸ばしてしまうなか、やはり民俗の本だけは違った。好きなんだなぁ、しみじみ思う。
そこで一度は読んだがまたじっくり読み返しているのが、最近このブログに綴っている内容の本である。
今朝は宮本常一と瀬川清子の節に進んだ。
宮本常一、つばめ文庫が「旅の古本屋」を名乗った当初の頃から馴染みのある人物である。それは〝旅の巨人〟と称されており、実際に全国を回りながら民俗の聞き書き調査を行っていたからだ。
しかし、実は柳田國男のほうが全国を旅した頻度は高かった。ではなぜ〝旅〟の民俗学者と言われるのか。
それは、実際に宮本が全国のいわゆる僻地に赴き、そこの生活を改善するための動きを身を以て実践し続けたからではなかろうか。
たとえば離島に行きそこでの生活に触れたのち、全国の離島の活性化を図るための会の長になったのがその一例だ。
また、学者になっても郷里での農作業を続けるため、東京と周防大島を何度も往復しており、その農作業の経験が全国の農業技術の向上へとつながる(具体的には道具=民具の活用の研究)事例もある。
とにかく、全国(実は特に西日本)をあちこち移動しながら気づき得たものを、ダイレクトに実生活の向上に役立てようとしたからだろう。
しかも学問学問した体でなく、誰にでもわかるような言葉遣いでその研究成果を説いていったのだという。
宮本常一には著作もたくさんあり、なかには未完のものもある。その人柄を噛み締めながら、どんどん読んでいきたい。
しかし、〝旅と民俗〟どうしてもそそられずにはいられないテーマだ…。
やはり店に反映したいよなぁ。
Posted by つばめ at
09:55
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