2017年10月25日

仏像展!

‪10/25(水) #つばめ文庫、本日開店遅れまして11時からです。申し訳ありません。
その代わり?閉店は毎水曜より一時間長い19時に変更します。よろしくお願いします。‬

仏像展!
https://kagoshima.keizai.biz/headline/1346/
昨日。黎明館で行われている「かごしまの仏像展」に行ってきた。
非常によかった。廃仏毀釈が全国の中でもダントツで行われた鹿児島にあって、まだこんなに仏像が残っているんだな、と
まずはそこに安心した。県内各所の資料館や個人宅から集めたものを今回展示してあった。
鹿児島市以外の地方から集められたものが多い印象だが、どこであれ激しい廃仏毀釈に対してその防ぎ方が似ておりいかに大切に守られてきたかがわかる。たとえば、土のなかに埋める、とか焼失したふりを装って実は燃やしていない、とか。あるいは、ほかの地域に運んでもらって後日引取りに行ったりとか。その苦労を偲ばずにはいられない。それほどまでに大事にされてきた仏像たちだ。その重みがひしひしと伝わってくる思いだった。
県内における発掘物で最古と言われるのが、吹上の金銅製の仏像だそうな。ちっちゃくて、可愛らしい仏像だったが、それでも時代の特徴がきちんと出ていて興味深かった。お腹の出っ張り、頭髪のゆい方などがそれである。
そして、ほかに個人的にひっかかったものといえば、霧島市の隼人塚の仏像だ。隼人塚は重要な史跡。一度実際に見に行ったことがあるので特に目を引いたのもあるが、やはりすばらしいものだと思う。現場の見取り図(写真だったかな?)もあったが、真ん中に五重の石塔が二つ並んでいてそれを囲む形で、四体の仏像がある。その構成自体にも興味を引かれるが、いちばんはやはりその四体の格好だ。重厚な兜・鎧をまとい、いかつい表情で前を睨む。その体躯に圧巻である。
そして、こちらも興味津々。次行くならここだな、というのが、垂水にある巨大な「勝軍地蔵」(とその脇侍)。これは加治木の仏師集団が作成したもので、歴史的にも非常に価値が高いという。展示でもそのような紹介があったが、以前より当店の常連さんからもお聴きしていたので納得した。まずデカイのである。そしてその体に入っていたという、紙切れ。墨で文字(梵字)や人、生活の絵が描かれていて、たいへん貴重な歴史的証拠なのだ。それも広げられて展示されていたのだが、その絵が滑稽だったのである!人の絵…こういったら怒られそうだが、まるで、子どもがスケッチブックに描いたような大胆な(?!)絵だったのだ。また、違う滑稽さだったのが、今度はまるで、現代の漫画絵のような線で描かれた人の絵。こちらもなんかすごかったなぁ。つい誰かがここでさっき絵を描いたような、不思議な記録だった。当時の風俗をあらわしたものだとすぐにはわかるが、その生活ぶりよりも人の絵づら自体に目が行きっぱなしであった。私は…。
いろいろ興味深く、少しだけ迷ったのち結局図録を購入した。しっかり復習をしたくて。
仏像とそれを取り巻く世界の面白さったらない。
もちろん、県内のいろいろな博物館・資料館にも行ってみなくては!いつもの「行ってみたい!」発作も起きている。
それと、宗教自体がやはり面白いんだよなぁ。そもそもそれだけ仏像を崇拝していたのも大元では宗教の存在がかなり重要なものだったはずで。勉強、勉強ですな…。



Posted by つばめ at 08:58│Comments(2)
この記事へのコメント
仏像展、刺激があって良かったですね。鹿児島の仏像も良いですが、所謂有名どころの仏像たちもまた佳きかな、でございますよ。(慶派の仏像群など)仏像は信仰の対象であったという事を踏まえながら観るのが本来の観賞法でせうね。また、仏教と当事の人々との関わりが如何なるものかを考えつつ、仏教の学びがあれば更に趣き深いものになるのでせう。
Posted by Matumoto at 2017年10月26日 09:43
>Matumotoさん
一度書いた渾身の返信コメントが消えた…。泣きたい、、。
気を取り直して。。

まったくそうですね。仏像だけでなく、信仰、民衆の状況など仏教そのものについての見識も深めたいものです。
いままでも(主に他県ですが)、寺社仏閣やその類のものを見るのは好きでしたが、ただ見るだけでした。今後は知識を持った上で、それらとその背景、そして自分の人生を重ねつつ見つめたいものです。
Posted by つばめつばめ at 2017年10月26日 11:43
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    コメント(2)