2014年07月11日

芸術。民の抵抗。

今更ながら詩の魅力について気づく。
膨大な詩は、その時々の人の感情の塊だと。

茨木のり子編著の『詩のこころを読む』を読んで強く実感した。

芸術。民の抵抗。



人々は時代を憂い、詩に、言葉に、思いを託した。
もちろん、“歓喜”を描いたものもあるが、ひときわ胸に残るのは“悲しみ”のほうである。
多くは戦争のことを語っている。
いつの時代も人は心身の危機にさらされているんだと感じる。

そんな時こそ“芸術”がたくさん生まれる、といったのは誰だったか。
きっと、民衆は心の抵抗として、自然と?絵や詩などの作品を生み出したんだろうな。
“芸術=人間”、人間力を爆発させろ、とは先日読んだ本で岡本太郎が言っていたこと。

最近読む本が心におおいに沁みるのは、
時代の必然もあるだろうけれど、人の世の常が顕に感じられてきたからではないか。
あらゆることに気づくことは幸せなのか不幸せなのか。
思いつめてはいけないと諭されるけど、簡単には抜け出せないでいる。

自分も詩や歌に託しつつ歩いていきたい。

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芸術。民の抵抗。




Posted by つばめ at 10:59│Comments(2)
この記事へのコメント
茨木のり子さんは最近気になっていたのでタイムリーだなと思いながら読みました。必要な時にガツンとくる一文だったり、言葉に出会えるのが読書の楽しみですね。木の葉モール、伺います。
Posted by miyabin at 2014年07月14日 06:54
miyabinさん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
最近、詩についていろいろ考えるようになりました。
力、ありますよね。詩の言葉って。
福岡、楽しみにお待ちしております。
Posted by つばめつばめ at 2014年07月14日 19:49
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    コメント(2)