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Posted by チェスト at

2015年03月28日

福島→鹿児島・「子どもたちとママの保養」に参加して。  と、【本日の営業案内】 

【営業案内】本日、19時まで営業しています。※ただし、14:40~17:00 間は外出いたします。申し訳ありません。

3日前のことになる。
福島県(郡山)から鹿児島に保養に来ている子どもたちとそのお母さんたちのお世話をした。
この保養プロジェクトは、期間は約一週間。そのうちの一日に参加させてもらった。
主に運転手役で、滞在先のお宅(知人宅)に迎えに行き、ひと家族の子どもとお母さんを乗せ、数カ所を巡る。

子どもたち(3歳の子から、ついに初めて「おじさん!」と呼ばれけっこうショック…)やお母さんと和気あいあいと話をしながら、一件目。
まずは甲状腺の検査を行いに、鹿児島市内の医院へ。
一家族ごとに検査を順番に受けていく。その間、医院の3階で他のメンバーは待機だ。
鹿児島大学の学生ボランティアさんも駆けつけ、大人と子どもたちが触れ合う時間。
みんなテレビで「トイ・ストーリー」を見たり、折り紙をしたり、あるいは飼い猫たちと戯れたり… 自由な空気が流れていた。
その間聞いた、お母さん達の地元の病院の話が気になった。
病院によって対応が全然違うというものだ。放射性物質のことが気になって検査を受けに行くと、「あなたまだそんなこと気にしてるの?」などと
言われるのだそう。驚きとまどい、真剣に相談に乗り検査をしてくれる他院へ受診に行く。しかしそういった反応のところの方が多いのでは、との話なのだ。
そして、線量についても目の前で話し込むお母さんたち。あそこは線量が高くてね、うんうん、、などと話を聞いていると、テレビや本で読んだことが一気にリアルに感じられる。

みんな検査が済むと、次は荒田の「地球畑カフェ」に移動。
ここは私も初めてだった。美味しく新鮮な有機野菜を使った料理。うまかったなぁ~。
ご飯もおかわりが出来て大食いの私はもちろんおかわりを。
子どもたちも満足気だった。


次は、足を延ばしてフェリーで桜島へ。
船上では子どもたちだけでなく、お母さん方もはしゃいでいた。天気もとってもよく、桜島もクッキリだったし
そりゃあテンションも自然と上がる。私の車の女の子は怖い~!と言って手すり際では泣いていたけど(^^;)

桜島に到着後は目の前で次々に噴煙を噴き上げるさまに、子どもたちもお母さんらも、そして私たちさえ「きょうはよく噴火するね…!」と大興奮。実際、何度も噴き上げていた。まるでウェルカム!と言っているようだった。
桜島港近くの公園で足湯に浸かったり、学生たちとボール遊びをしたり、花や木に触れ合ったり、、外で思いっきり身体を動かす、そんな何気ないことが子どもたちには大喜びの出来事だったように感じられる。これも話で聞いた「窓を開けて車を走らせられない」とか「子どもには空手を習わせた、外が基本のスポーツでは心配だから…」という話に符合する気がした。

最後、滞在先で一緒に晩御飯を。
私もおにぎりを作って一緒に食べた。サイズが大きすぎてゴメンナサイ。。

子どもたちと終日触れ合う機会があったことが、私には単純にうれしかった一日。
しかしこれは“保養”という期間の限られた企画であり、子どもたち・お母さんたちはまた再び福島へ帰り、これまでの生活に戻る。
こちらでの無邪気な様子を見ているだけに、やはり辛く感じるし、今後が気になる。

保養プロジェクトは、本日6日目を迎えている。
あさってまで鹿児島に滞在するとのこと。
元気に健やかに、過ごして欲しい。  

Posted by つばめ at 11:40Comments(0)