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Posted by チェスト at

2014年11月05日

一箱古本市と村上春樹。

【営業ご案内】
本日~11/11(火)
●11/9(日) はD&DEPARTMENT(マルヤガーデンズ4F)立会い販売日です!
他は 通常通り です。(火・水曜定休)



こんなに純粋に本好きのココロをくすぐるイベントはないのではないでしょうか、“一箱古本市”。
おととい、近代文学館で開催、私も参加してきました。
過去に数回経験したこのイベント。参加するときはやはり商売人の端くれなので、基本的に店の本を持参するのですが、
今回は(一部ですが)自分の私物の本も初めて、出品しました。これがまた楽しくてしょうがないんです。
セレクトする段階から「“自分の棚の”この本。売れたらちょっと困るかなぁ…でも中身を共有できる嬉しさもあるよなぁ…ドキドキ…」という
いつもの仕事とはまた違ったワクワク感がありました。やはりこれが他の販売催事とは違う「一箱古本市」ならではの醍醐味ですよね!
なんというか、「普通の本好きに戻ります…!」とハタキと電卓を床に置いて叫びたくなるような感触を得られます。
また参加したい。今度はフルで私物のみを持っていこうかしら…??



もう一つ。私と山下君の「村上春樹」を語る、第二回目!の話を。
ようやく一つの答え?を得ましたよ!彼と生で語り合ってるうちに!
…村上氏の作品は、“孤独の寂しさを分かち合い、共感してくれる物語”ということのようです、
少なくとも私たちの語りの中ではそのように認識できました。
確かに村上作品は奇妙な世界のなかに引きずり込まれるのですが、そこに出てくる人物はとても生き生きとリアルに描かれている。
しかしその誰彼はみな心の闇というようなものを抱えている感じを常に受ける。その暗さというものに自然と共感しているのではないでしょうか、読者は。そして読みながら頭の中で自然に頷いている。 …う~ん、、言葉で言い表せなくなってきました… あれ、おかしいな、、トークではきちんとうまく納得できたのにな… そこがトーク“ライブ”の魅力と醍醐味なのでしょうかね。。あとではうまく文にまとめられないな。。
まぁ、村上作品が前述のとおりの要素を秘めているのであれば、それがもてはやされる現代はつまるところ、心の寂しさ・孤独を感じている人がいかに多い世の中なのかということなんでしょうね。
そして、対談相手の山下くんとトークの最後のあたりで語り合った内容が忘れられないのです。(以下)

「村上春樹は何者かの声に衝き動かされて、歪んだ社会に生きる人々に共感と励ましを、意識せずとも送り続けているのではないか。なので人々は心地いい。それはつまり、村上春樹が物語を書かなくてもいい時代が来た時こそ、すばらしい社会の到来なんじゃないか」

…まるで(一部は)『1Q84』の世界ですよね。レシヴァとパシヴァの話、、私はそう感じました。(あ、ようやく読み終えたんです)
1Q84の世界は実は村上氏本人の世界観が如実に現されていたのではないでしょうか……… 今ならそう思えるのです。

トークショーをお聴きくださった皆様方、ありがとうございました。  

Posted by つばめ at 11:49Comments(0)