2010年07月21日

パラレルワールド

こんにちは。
今日は、私が最近読んだものの中から、
印象的だった本の紹介をさせていただきます。

それが、
『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』という本です。
パラレルワールド



著者 :竹内 薫
発行 :光文社
発行年:2007年


この世の中の事象はほぼすべてが、
“仮説”であり、その仮説に基づいて世界は動いているという
非常に衝撃的な内容です。

たとえば…
<飛行機が空を飛ぶ仕組みは実はよくわかっていない。>

どうでしょうか? 驚きませんでした??

そして話は進み、世の中ほぼすべての事象が仮説だとすると、
最終的には、「この世の中」自体が“仮説”だということに
なってしまうという理論が展開されていくんですよ。

え?ということは、この世界は仮の世界で…
別の世界がどこかに広がっている…?? ん?どこかで覚えのあるような…。
そうだ、これは『マトリックス』の世界じゃん! と。

なんか壮大な話に膨らんできましたが。。
そう思うと、「仮説」ってなんでもありなんですね。

自分の生きる世界とは別に、他の世界が広がっている。
そんな世界と自分の世界をまたにかける物語があります。
東野圭吾の『パラレルワールド・ラブストーリー』です。
『マトリックス』のような壮大な話ではありません。 笑
が、やたらに“現実感のある別世界”が広がり、切ない気分にも
させてくれる作品です。私がいちばん好きな東野さんの本ですね。

今回、この「何もかもが仮説」の本を読み、衝撃を受けたのと同時に、
この物語が思い浮かんだのですが、
それにしても、本当に私たちが生きている世界を客観的に見るきっかけとなった
この「99.9%仮説説」。

「仮説があるから、我々は生活できる」ともいっています。
(そうでないと、「これはどういうことだ??」と、いちいち考えこんでしまって身動きできなくなるから)


旅には関係ない…いや、ありますね。
たまには“別世界への旅”へお出かけになってはいかがでしょうか。



Posted by つばめ at 14:17│Comments(4)
この記事へのコメント
飛行機はそうらしいね!
クマンバチも体の大きさに対して羽の面積小さいからなぜ飛べるか謎みたいよ〜
Posted by もん at 2010年07月21日 22:47
>もん
なるほど、確かに…。
というか、クマンバチを想像してなんとなく気持ち悪くなった(笑)
Posted by つばめ at 2010年07月22日 00:37
おもしろそうですね!
こういう分野の本は大好きです。
Posted by パメラ at 2010年07月22日 01:06
>パメラさん
こんにちは。
ありがとうございます。
ぜひお店においでください、
お時間厳しいと思いますが(^^;)
Posted by つばめ at 2010年07月22日 12:38
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
パラレルワールド
    コメント(4)