つばめの旅日記。 by つばめ文庫

11/10(土) 昨日は「石蔵ブックカフェ」にお越しくださいましてありがとうございました。
で、きょう一日おいて、明日が「海の見える美術館で珈琲を飲む会」です。
海を見ながら優雅にコーヒーを飲みつつ、プロのギタリストライブを鑑賞する贅沢を500円でどうぞ。
https://www.facebook.com/events/455637618290761/


もう何回も書いてて食傷気味の方もおられるかもしれませんが、ここの良さを何度でも言いたくて。
こんなに気持ちのいい美術館があるのか！ってほどいいロケーションでして。
美術館は吹き抜けのつくりになっていて、その中央に立ち正面を見据えると…目の前には湾状になった海、そしてそのど真ん中にちょうどいい(絵になる、という意味で)形の島がドーンとあるのです。実はこの構図自体がひとつの作品という仕組みになっているようです(！)が、これだけでもう、すばらしい開放的な気分に浸れます。
が、それだけではないです。できれば開催時間中、最初から最後まで滞在することをおすすします。時間とともに変化していく景色を楽しんでほしいからです。微細な変化をいれると、一時たりとも同じ表情をしていません。いつまでもボーッと眺めていられる、そんな風景です。構図自体が変化していく「作品」、とてもユニークです。特に私のおすすめは、夕方。天気がある程度いいのは前提かもしれませんが、海と島に沈んでいく夕日とそれに相まって徐々に深く染まっていく夕焼け…。思わずため息が出ちゃいます。(ただ、正確に言うと開催終了時刻の16時半時点ではまだ夕焼けが始まったばかりの具合です。そこで場所を変えるのです。会場の美術館を右に出て、まっすぐ(といってもくねくねで、さらに狭いです…)道なりに5分ほど車を走らせます。すると右側に駐車スペースがありますので(自販機が目印)、そこに車を停めて、あとはひたすら夕日が沈んでいくのを眺める…。絶景です。)

長くなりましたが、このように気持ちのいいこのイベント、これだけで、行かない手はないと思いますよ。
コーヒーのほか、私の古本市も含むいろいろな物販、グルメ、そして音楽ライブ(プロギタリストですからね！)も当然目玉ですが(詳しくは冒頭のFBサイトを)、主催の「南薩の田舎暮らし」さんが感銘を受け、当イベントの原点となったこの安らかな景色。
まず、それをイメージしてご来場いただくのが私はいいと思っています。
すてきな秋の一日を、どうぞ、心ゆくまでお楽しみください。

【11月の営業スケジュール】