2014年03月07日

本日の寸評 『イギリス人はつらいよ -耐える紳士とプライド淑女-』

おはようございます。
今朝は5日ぶりくらい?に走りました。5キロ約27分です。

本日の寸評 『イギリス人はつらいよ -耐える紳士とプライド淑女-』


今朝もいい天気でした。

さて、今回から読書寸評を。どこまでできるかわかりませんが(弱気)。

本日の寸評 『イギリス人はつらいよ -耐える紳士とプライド淑女-』


カズコ・ホーキ
ネスコ/文藝春秋
2000年

イギリスはロンドン在住の日本人女性が書くエッセイです。
面白いのはけっしてイギリスを持ち上げることに終始していない点です。
おかしな点もバンバン指摘する。
とにかくあらゆる考え方を持つ人々を許容できるだけの文化を持っているのは強みということが
よくわかります。他方、とにかく女性がプライドが高くそれを表に出す面が強くあり、そこを“紳士たる”男性が
支え、うまくフォローするなど「へぇ~、ほぉ~」と唸りながら読みました。
ちなみに著者はこの関係を、日本の男性と女性が入れ替わったものと捉えています。どことなく納得しました。
また、家族の付き合い方も独自です。各メンバーが独立した動きを貫く慣習があるようです。
その代わり個々が一人で過ごす老後が寂しく、過酷な面もあるとか。
イギリスへまた行ってじっくり観察してみたいことが一気に増えました。
再訪が楽しみです。

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本日の寸評 『イギリス人はつらいよ -耐える紳士とプライド淑女-』




Posted by つばめ at 10:07│Comments(0)
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